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詳しく知りたい!6号食の基本とダイエット効果について

ダイエットや体質改善を考えた時に目にする機会もある「6号食」や「7号食ダイエット」という方法があります。

 

この○○号食というのは、8つに段階分けされた食事の方法のことで、7号食は玄米ごはんのみの食事、6号食は玄米ごはんにお味噌汁と漬け物が付いた食事のことです。

 

こちらでは、この段階分けされた食事にはどんな意味があるのか、6号食を実践するとどんな効果が期待できるのかなどを紹介していきます。

 

食のリセット

 

まずは、食のリセットから理解を深めていきましょう。

 

マクロビの創始者が提唱

マクロビオティックの創始者、桜沢如一氏が提唱した「7号食ダイエット」というものがあります。

 

「健康で幸福な人生を確立する食事には段階がある」とし、玄米ごはんのみで過ごす7号食は「最上の食事」とされています。

 

玄米は炭水化物でありながら、白米では失われてしまうビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれています。

 

ダイエットや体質改善の際によく注目されるものに、断食や食事制限があると思いますが、7号食ダイエットは、段階分けした半断食の食事方法と言えるでしょう。

 

そして、ダイエット効果を得られること以上に、体質改善や体内のデトックス効果が大きいものになっています。

 

段階分けした半断食ダイエット

食事の段階分けは、以下の通りになっています。

 

・1号食 好きな物を好きなだけ

・2号食 おかず4品

・3号食 おかず3品

・4号食 6号食に季節野菜のおかず2品をプラス(魚・肉が入ってもOK)

・5号食 6号食に季節野菜のみのおかず1品をプラス

・6号食 玄米ごはんにお味噌汁、漬け物

・7号食 玄米ごはん のみ

・8号食 断食

 

1号食、2号食、3号食は、「快楽食」とされています。2号食、3号食を続けることで健康のリスク、具体的には肩こりや疲れなどの慢性的な不調が出るとされ、さらに1号食を続けることでさまざまな病気の可能性が高まると言われています。

 

4号食、5号食は、体重や健康をキープするための「基本食」です。

 

6号食、7号食は、「デトックス食」にあたります。

 

7号食は厳しい…そんな人は6号食を

7号食ダイエットは、段階分けされた食事を参考にし、10日間は7号食の玄米ごはんのみの食事、その後4~6日は6号食→5号食と徐々に普段の食事に近づけるための回復期を設け、最終的に4号食に戻していくというダイエット方法です。

 

7号食は究極のデトックス方法だとされています。食事の考えを改め、そして体のデトックスを図る=食のリセットにつながるのです。

 

しかし、玄米ごはんだけしか食べられない7号食は「つらい」「続けられない」「普段の食事とかけ離れすぎている」と考える人も少なくはありません。そんな時に注目するのが「6号食」です。

 

6号食とは?

 

では、6号食についてももう少し詳しくみていきましょう。

 

6号食の基本

6号食とは、玄米ごはん+具だくさんのお味噌汁+発酵食品である漬け物の、いわゆる「一汁一菜」の食事のことです。普段の食事を考えるときは、この6号食をベースの食事として考えていきます。6号食に何品おかずをつけるかで、5号食、4号食、3号食…となるわけです。

 

7号食は、玄米ごはんのみの究極のデトックス方法として紹介しました。

 

しかし、体質改善やダイエットをしたいと思った人が、ふだん暴飲暴食傾向で食事に差がつきすぎてしまったり、玄米ごはんが苦手だったりすると、7号食をいきなり取り入れるのには少なからず体に負担がかかります。

 

そんな時は、お味噌汁と漬け物もつけることのできる6号食をリセット食として取り入れるのがおすすめです。7号食よりも体に負担をかけにくいリセットラインの食事なので、無理なく、ですがデトックス効果を期待できる食事になるでしょう。

 

6号食のメリット

 

6号食が注目される理由を見ていきましょう。

 

体内の余分な糖分・脂肪分を抜く

7号食と比べると味噌汁や漬け物が食べられる分、取り入れやすい6号食ですが、体に摂取するものは厳選されているため、十分デトックス効果やダイエット効果が期待できます。摂取カロリーが減るため、体重の減少につながります。

 

宿便の排出を促し、腸内もリセットする

発酵食品(味噌、漬け物)は、小腸の腸壁についた汚れを落とす力があります。便秘も解消します。

 

代謝を上げてダイエットをサポートする

玄米と味噌は体温を上昇させますので、代謝アップの効果が期待できます。代謝が上がるとデトックス効果で美肌にもつながります。

 

以上のような体質改善の効果はもちろん、今までの食事を見直し、これからの食事のあり方を考え直す、意識改革にもつながるでしょう。

 

7号食、8号食に比べてストレスをかけずに続けやすい

ストイックな方法を想像しがちなリセット食やデトックス食ですが、その取り入れやすさが6号食をおすすめするポイントではないでしょうか。

 

年末に飲み会が続いてしまった、正月に食べ過ぎ飲み過ぎてしまったなど、体の中をリセットしたい!と思うこと、ありますよね?

 

しかし、「リセットしたい!けど仕事や家事などがあるし無理はしたくない!」という人も多いはずかと思います。断食の8号食や、玄米のみの7号食と比べると、味噌汁と漬け物があるので「食事をしている実感」はありますし、普段の生活を崩さずできる可能性が高いのが良いところです。

 

気をつけておきたい注意点

 

注意点としては、7号食ダイエット同様、人によっては頭痛やだるさ、肌荒れなどの症状が出ることがあります(=瞑眩(めんけん)反応)。排出機能の高まりからくるもので、体が悪いものを出そうとしている証拠です。

 

ですが、あまりにもつらすぎる時は無理をしないようにしましょう。

 

6号食のルール7つ

 

6号食の守るべきルールは、以下の通りです。

 

1.お味噌汁の具はお野菜のみ

お味噌汁の具は3種類以上でお野菜のみのものを選びましょう。-野菜のみ、油揚げやお豆腐もNGです。

 

2.お味噌は本物を使用する

原材料が大豆・麹・塩のみのお味噌を使用しましょう。

 

3.だしは昆布や椎茸などからとる

だしの素などの化学調味料はもちろんNGです。

 

4.発酵食品としての漬け物を添える

糠漬けが基本ですが、手に入らない時は塩麹漬けや、一晩おいた浅漬けなどもOK。

 

5.玄米ごはんは食べたいだけ食べてもOK

ただ、ダイエット目的の場合は1日2合を上限にしましょう。

 

6.最低30回はよく噛んで食べる

よく噛んで食べることで満腹中枢を刺激し、少量でも満足感を得られます。

 

7.飲み物は、水またはノンカフェイン・ノンカテキンのお茶

 

以上のことなどを守り、10日間続けます。

 

6号食のアレンジ

10日間続ける、とは述べましたが、食べ過ぎ飲み過ぎしてしまった後に「ちょっとリセット食を取り入れてみようかな」という程度なら、週末休みの間や、3日間だけこの6号食を実践してみるなど、アレンジして自分に合うように取り入れることも可能です。

 

自分に合うように、無理のない範囲で行うようにしてくださいね。

 

詳しく知りたい!6号食の基本とダイエット効果についてのまとめ

 

デトックス食である6号食。「体をリセットしたい」「なんだか体が重くなってきたな」と感じた時などに、普段の生活の中で実施できる、とても身近なデトックス食といえます。

 

玄米ごはん+味噌汁+漬け物という食事は、添加物や加工品を摂取しないということにもなり、思った以上に体が整っていくのを感じることでしょう。

 

また、今までの食事が1号食や2号食の快楽食がメインだった人は、どれだけ食べ過ぎていたのかを実感することができ、これからの食事を見直すきっかけにもなるはずです。

 

6号食終了後は、快楽食はできるだけ避け、一汁二菜の4号食を普段の食事の基本にすると良いですよ。

 

現代の日本は食べるものに溢れています。食べることに困らない分、逆に食べ過ぎ・飲み過ぎや、化学調味料・添加物・加工品の問題などにさらされています。フードロスなどの問題も、食べ物が溢れていることが原因でしょう。

 

そんな時、この6号食のようなシンプルな食事を思い出すのも良いのかもしれません。デトックス効果やダイエット効果が期待できるだけでなく、食事に対する考え方も変化させられることでしょう。

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