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イタリアン関連のおすすめ資格3選|取得のメリットや講座を紹介

イタリアンでよく使われる食材や調理方法、食文化や食材の組み合わせなどの知識を得たい方は「イタリアン資格」の取得を目指してはいかがでしょうか?

なかでもおすすめは「イタリア料理ソムリエ」と「イタリアンコーディネーター」で、取得すれば日常でイタリアンを楽しむことはもちろん、仕事に活かすことも可能です。
また資格取得の勉強を通じて、イタリアンのマナーも学べます。

イタリアンがお好きな方や専門職として働いている方におすすめの資格をご紹介します。
イタリアン関連のおすすめ資格3選|取得のメリットや講座を紹介

目次

イタリアン(イタリア料理)とは?

イタリアンとはイタリア料理のことです。
発祥は紀元前の古代ローマ帝国といわれており、12世紀には手打ちのパスタが作られるようになりました。

また、諸説あるもののトマトが伝来したのは18世紀といわれています。
このことから、トマトを使用したイタリアンは比較的近年といえるでしょう。

「イタリア料理といえばトマト!」と思っている方もいるかもしれませんが、トマトを使用しないメニューもたくさんあります。
また、地方によってメニューに特徴があることも魅力の1つです。

北イタリアでは肉料理や煮込み料理が多い一方、南イタリアではトマトやオリーブオイルでさっぱりと仕上げた料理が多いです。
例えば北イタリアではミラノの郷土料理であるコトレッタ、南イタリアはナポリの郷土料理であるペスカトーレやアクアパッツァなどがあります。

ちなみに、日本にイタリア料理が持ち込まれたのは明治時代です。
幕末の横浜にあった外国人居留地から始まり、1881年に日本初のイタリア料理店が新潟で開店して以降、大正時代に初の国産パスタが作られるなどして浸透していきました。

それから「ナポリタン」や「たらこスパゲティ」など、日本独自のメニューが生まれました。
「ナポリタン」はイタリアの地名である「ナポリ」が入っていることからイタリア発祥の料理だと思われることも多いですが、日本独自のスパゲティ料理です。
そのほかにも、「ドリア」やしょうゆベースの「和風パスタ」など、独自の進化を遂げた日本のイタリアンメニューがあります。

食材やレシピが学べるイタリアン資格3選

食材やレシピが学べるイタリアン資格3選

ご家庭でイタリアンを楽しみたい、仕事でイタリアンの知識を活かしたい方は、イタリアン関連の資格の取得をおすすめします。
資格を取得するための勉強を通して各地方のイタリア料理の調理法が学べるほか、食材の組み合わせ方などの知識も身に付きます。

日本で受験できるイタリアンの資格は「イタリア料理ソムリエ」「イタリアンコーディネーター」「イタリア料理検定」の3つです。
それぞれ認定している団体や内容が異なるため、詳細を確認してから受験しましょう。

名称 資格認定団体 資格の趣旨
イタリア料理ソムリエ 日本安全食料料理協会 イタリア料理の基本から食文化を学び、イタリア料理のスペシャリストになる
イタリアンコーディネーター 日本生活環境支援協会 イタリア料理の特徴を理解し、イタリア料理によく使われる食材を用いた料理や調理方法に関する知識、実際にイタリア料理を調理する技能を活かす
イタリア料理検定 一般社団法人日本イタリア料理教室協会 イタリアの食習慣・地理・気候から地方料理の特徴に関する知識を学び、体系的にイタリア料理を理解する

2-1イタリア料理ソムリエ

イタリア料理ソムリエは、日本安全食料料理協会が主催する資格です。
イタリアンに関するさまざまな知識を有していることを認定します。
自宅でイタリア料理を楽しみたい方から、飲食業界の方にも人気のある資格です。

資格試験では、以下のような知識が問われます。
・イタリア料理の基礎知識
・イタリア食材の原産地表示とは
・DOP(保護指定原産地呼称)
・IGP(保護地理表示)
・STG(伝統的特産品保証)
・イタリアの料理の特徴

「DOP」「IGP」「STG」など聞きなれない言葉がありますが、これらはイタリア食材やワインで見かける認証マークです。
特定の地域で生産される製品を保護する目的や、伝統的な生産・製造方法を厳守して作られたことを証明する目的で使用されています。
なかなかなじみのない単語ではありますが、イタリアンのスペシャリストとして活躍したいのであればこれらの知識は必須でしょう。

受験資格 なし
受験料(税込) 1万円(税込)
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 約2カ月に1度試験を実施

2-2イタリアンコーディネーター

イタリアンコーディネーターは、日本生活環境支援協会が主催する資格です。
イタリア料理の食材や作り方・メニューの構成などを理解し、実践的にコーディネートする知識と技能を証明します。
食材選びや組み合わせに重点を置いているため、ビジネスで活かせそうな資格です。

資格試験では、以下のようなことが問われます。
・イタリア料理の食材やその作り方
・メニューの構成や選び方
・食材との組み合わせ方
・ドルチェやカフェと料理の相性

受験資格 なし
受験料(税込) 1万円(税込)
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 約2カ月に1度試験を実施

2-3イタリア料理検定

イタリア料理検定は、一般社団法人日本イタリア料理教室協会が認定している資格です。
イタリア料理教室を開きたい方やイタリア料理留学の経験と資格を活かしたい方、イタリア料理研究家として活躍したい方などに向いています。

検定は3級から1級までの3段階あり、一番難易度が低い3級は受験資格が特に必要ないため初心者におすすめです。
まずは3級の取得から始め、2級と1級以降は講座を受講してから受験しましょう。

2級と1級を受験するにはレッスン受講時間の規定があります。
受験に必要な履修時間がクリアできるよう、しっかりとスケジュールを立てておきましょう。

受験資格 1級:認定校でイタリア全土の伝統料理100メニューかつ100時間以上を履修し、50種類以上のイタリアワインについて詳細な知識がある
2級:認定校でイタリア伝統料理のレッスンを50メニューかつ50時間以上履修し、50種類以上のイタリアワインについて知識がある
3級:特になし(レッスン受講時間の規定なし)
受験料 1級:2万7,500円(税込)
2級・3級:1万9,800円(税込)
合格認定料 1万6,500円(税込)
受験申請 インターネットからの申込み
受験方法 在宅受験
試験日程 検定日:11月
合否発表:12月末
1級2次試験:1月
1級2次合否発表:2月中旬

イタリアン関連の資格を取得するメリット

「イタリアン関連の資格を取得すると何ができるの?」と疑問をお持ちの方のために、資格取得のメリットを解説します。

イタリアン関連の資格を取得すれば日常でイタリアンを楽しむことはもちろん、飲食店で働いている方は新メニューを開発したり食品系の会社への就職が有利になったりとメリットはたくさんあります。
学んだ知識やマナーは会食で発揮することもできるため、新たなビジネスのきっかけにも繋がるかもしれません。

3-1日常でイタリアンを楽しむ

家庭でパスタやピザなどのイタリアンを楽しんでいる方は多いと思いますが、資格を取得すれば本格的なイタリア料理が学べます。
家族でイタリア料理を楽しんだり、友人を招いてワンランク上のパーティーにしたりしてもよいでしょう。
今までなんとなくのイメージで作っていたイタリア料理が本格的なものになるほか、料理のバリエーションが増えて毎日の食事が楽しく感じるかもしれません。

3-2イタリアン専門店でのメニュー開発

イタリア料理店の開業を検討していたり、イタリアンの店で働いていたりする場合はメニュー開発などの役に立ちます。
また資格取得をきっかけに頭角を現すことで、昇進も期待できるでしょう。

新しく飲食店を開業するのであれば、既存店にはないオリジナルメニューや目玉となるメニューが必要です。
代表的なイタリア料理のメニューがあることはもちろんですが、ベーシックなメニューばかりでは他店に負けてしまう可能性があります。

現在、イタリア料理店は全国に約8,000店舗以上あるといわれています。
しかし、イタリアンを提供している店はイタリア料理店だけではありません。
多国籍料理を提供している店や、カフェなども取り扱っていることがあります。

これだけ競合が多ければ、「新しい何か」がなければ注目されません。
せっかく開業したお店を続けていくためにも、開業前のメニュー開発は慎重に行いましょう。
例えばイタリアンの資格取得の過程で学んだ知識を活かし、アレンジを加えればあなたの店でなければ味わえないメニューを作り出せるかもしれません。

最近ではイタリアンスイーツである「マリトッツォ」が注目されています。
ふわふわのパン生地にさっぱりとした生クリームを挟み、シンプルでありながら丸みのあるフォルムがかわいいスイーツです。

マリトッツォは2021年のトレンドスイーツの代表格として扱われ、コンビニでも販売されました。
2021年6月から販売を始めた山崎製パンによると、発売月である6月の売り上げは約850万個だったそうです。

ベーシックなマリトッツォもたくさん売れましたが、飲食店や小売店ではその店オリジナルのマリトッツォを販売していました。
それは、競合店に負けない価値を生み出すためです。
その結果さまざまな店であらゆる種類のマリトッツォが楽しめるようになり、2021年のトレンドスイーツとなりました。

このように、うまくブームを利用すれば売り上げを大きく伸ばすこともできます。
今後もイタリアンスイーツが注目される可能性もあるため、それを見越したうえで資格取得を目指すのもよいでしょう。

3-3食品系の会社への就職などが目指せる

新卒でも中途採用でも、有資格者の方が就職に有利になります。
それは飲食業界だけでなく、食品系の会社でも同じです。

食品関連の会社では特定の伝統料理にとらわれず各国の料理や食材などを使用し、流行をリサーチしたうえで商品開発を行います。
しかし、新たな商品を企画・開発するには一般人よりも知識が深い有資格者が必要です。
社内に人材がいない場合は教育するか、新しく雇用しなければなりません。

そのようなとき、タイミングよく有資格者の応募があるとどう思うでしょうか?
おそらく、人事の方は「有力候補」としてチェックすることでしょう。

これから食品関連の会社への就職・転職を検討している方は、イタリアンの資格のような食品系の資格取得を目指すと有利になるかもしれません。

3-4知識やマナーを会食で活かす

イタリアン関連の資格を受験するには、食材の種類と扱い方のほかに知識やマナーも必要です。
「レシピだけ知りたいな」と思うかもしれませんが、資格取得を通して身に付いた知識とマナーは自分が料理する以外のシーンでも役立つことがあります。

例えば、取引先である食品系の会社から「イタリア料理に着目した商品を開発したいが企画や宣伝方法に困っている」と相談されたとしましょう。
そのとき、社内にイタリアンの資格保有者や造詣の深い人物がいることを伝えられれば、新たなビジネスチャンスをつかむきっかけになるかもしれません。

食品系の資格は趣味の域にも見られがちです。
しかし、まったく関係のなさそうな業種で働いていたとしても役に立つことがあります。
思わぬ場面で活かせることもあるため、取得していて損はないでしょう。

3-5他店との差別化が可能

すでに店を開業している場合、資格を取得すれば他店との差別化が可能になります。

日本にイタリア料理が伝わってから国内の店舗数は増加していますが、競合店が多いと客の取り合いになりうまく経営できないこともあるでしょう。
しかし、競合店が複数あるなかで資格取得者であることと知識を活かしたメニュー作りができれば、他店では味わえないメニューを開発して話題作りにも活用できます。

「新しいメニューは開発しているが伸び悩んでいる」
「SNSに投稿してみても話題にならない」

このようにお悩みであれば、一度基本から学び直したうえで新しいメニューを開発してはいかがでしょうか。
新しい学びやより深い知識が身に付けば、これまでのものとは一味違うメニューができるかもしれません。

イタリアンが学べるおすすめの資格講座

イタリアンに関する資格を取得したい方向けに、おすすめの資格講座を2つご紹介します。
どちらも「イタリア料理ソムリエ」と「イタリアンコーディネーター」の2つの資格が取得可能な講座です。
試験免除で資格を取得できるコースもあるため、すぐに資格を取得したい方はそちらのコースがおすすめです。

4-1イタリア料理ソムリエW資格取得講座|諒設計アーキテクトラーニング

通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニングでは、イタリア料理ソムリエW資格取得講座を実施しています。
この講座では「イタリア料理ソムリエ」と「イタリアンコーディネーター」の2つの資格が取得可能です。

1日30分勉強すれば約6カ月程度で無理なく学べるため、忙しくて時間があまりとれない方や初心者にもおすすめです。
お急ぎの方は、最短2カ月で取得することもできます。

講座ではイタリア料理の基本的な知識から歴史、レストランの種類、食材について学びます。
イタリアンについてあまり知らなくても学べるよう工夫されているため、講座を修了するころにはイタリアンの知識が身についていることでしょう。

諒設計アーキテクトラーニング 基本講座 スペシャル講座
教材内容 受講証・受講マニュアル・完全攻略テキスト2冊・練習問題集/解答用紙・練習問題解答集・模擬試験/解答用紙・模擬試験解答集・添削課題/提出用解答用紙・質問用紙・封筒 受講証・受講マニュアル・完全攻略テキスト2冊・練習問題集/解答用紙・練習問題解答集・模擬試験/解答用紙・模擬試験解答集・添削課題/提出用解答用紙・質問用紙・封筒・イタリア料理ソムリエ&イタリアンコーディネーター卒業試験(提出にて資格認定)
受講期間目安 6ヶ月(最短2ヶ月)
添削回数 5回 5回+卒業課題1回
受講料 5万9,800円(税込) 7万9,800円(税込)

4-2イタリアン資格取得講座|SARAスクールジャパン

通信教育・通信講座のSARAスクールジャパンでは、イタリアン資格取得講座を実施しています。
こちらの講座も諒設計アーキテクトラーニングの講座と同様に、「イタリア料理ソムリエ」と「イタリアンコーディネーター」の両方が取得可能な講座です。

コースは基本コースとプラチナコースの2つですが、どちらもすき間時間を利用して自宅で勉強しながら取得できます。
講座ではイタリア料理の基本からイタリア料理に使う食材の特徴、扱い方、保存方法、地方ごとのイタリア料理の特徴などを学びます。
さまざまなイタリア料理のレシピを一通り学べるため、初心者でも安心です。

SARAスクールジャパン イタリアン基本コース イタリアンプラチナコース
教材内容 ガイドブック、受講証、受講カード、学習テキスト01、学習テキスト02、練習問題集/解答、模擬試験/解答、添削課題(5回分)、質問用紙、封筒 ガイドブック、受講証、受講カード、学習テキスト01、学習テキスト02、練習問題集/解答、模擬試験/解答、添削課題(5回分)、質問用紙、封筒、卒業課題
受講期間目安 6ヶ月(最短2ヶ月)
添削回数 5回 5回+卒業課題1回
受講料 5万9,800円(税込) 7万9,800円(税込)

まとめ

イタリアン関連の資格や取得するメリット、おすすめの講座をご紹介しました。

イタリアンは80年代に「イタ飯」と呼ばれて以降、私たち日本人に親しまれてきました。
それは「ナポリタン」「たらこスパゲティ」「ドリア」など、独自の進化を遂げたメニューを生み出すほどです。

家庭料理から飲食店などイタリアンに触れる機会は多いですが、これを機にさらに知識を深めてもよいでしょう。
知識を学び資格を取得すれば、プライベートから仕事まで役立てられます。

プライベートでは家族や友人とイタリアンを楽しみ、仕事では新たなビジネスチャンスをつかむきっかけになるかもしれません。
現在食品会社や飲食店にお勤めの方は、新商品の開発やキャリアアップのために資格を取得してはいかがでしょうか。

専門料理の資格

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中華料理の歴史、四大中華料理とは、中華鍋や中華土鍋、中華包丁、せいろなど中華料理で使われている道具、食べる際の基本的なマナー、中華料理と美容の関係などを十分理解している方に認定される資格です。
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