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必見!ココナッツオイルの種類や用途による選び方

ココナッツオイルをご存知でしょうか?海外のセレブが愛用していたことから注目を集め、健康、美容に良いと話題になり日本でも愛用者が増えていきました。現在では定番の食材となりつつあり、店頭やネットショップで見かけることも多くなりました。

しかし、日本人にはあまり馴染みがないココナッツが原料ですから、まだ手に取ったことのない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ココナッツオイルの種類や選び方についてご紹介します。

ココナッツオイルの種類

ココナッツオイルは、その品質に応じて種類が分かれています。風味や栄養価、安全性を考えると、バージンココナッツオイルを選ぶのがおすすめです。

RDBココナッツオイル

「RBD」はRefined(精製)Bleached(漂白)Deodorized(消臭)の頭文字です。化学処理されていることを表します。

ココナッツを乾燥させた後、加熱処理によりオイルを抽出、抽出したオイルを漂白・脱臭して製品化されます。ココナッツの果肉が腐らないよう、防腐剤を使用することもあります。

安価で手に取りやすいというメリットがありますが、バージンオイルと比較すると栄養素が少なくなります。

バージンココナッツオイル

バージンココナッツオイルは無精製です。防腐や漂白、脱臭といった化学処理は行いません。化学溶剤を使うことなく、生のままのココナッツの果肉を圧搾して作られます。

生産に手間がかかるため、精製されたココナッツオイルと比べて価格が高くなりますが、栄養素が豊富に含まれています。

エキストラバージンココナッツオイル

バージンココナッツオイルの中でも特に味や香りが良く、栄養的にも優れた品質の高いものです。日本では、通常のバージンオイルとの明確な基準は定められていません。

バージンココナッツオイルの製法

バージンココナッツオイルの製法には、加熱するものと、加熱しないものがあります。非加熱の製法のほうが、栄養成分が多く残ります。

加熱製法

低温圧搾製法(エクスペラー、コールドプレス)

ココナッツの果肉を熱風で乾燥させた後、40℃以下の低温でじっくりと圧搾してオイルを絞る製法です。圧搾する前に果肉を加熱しているので、ココナッツ特有の風味が強くなります。

非加熱製法

非加熱製法には2種類あります。

遠心分離製法(セントリフュージ)

生のココナッツの果肉を遠心分離機にかけ、ココナッツのオイルとミルクを分離させます。フレッシュな果肉からオイルを抽出させるので、低温圧搾製法に比べてすっきりとした風味が特徴です。

発酵分離製法(フレメンテット)

生のココナッツの果肉から絞ったココナッツミルクを発酵させ、水分と分離したオイルをすくい取るという、昔ながらの伝統的な製法です。

ココナッツオイルの選び方

ここ数年でココナッツオイルの健康、美容効果に注目が集まり、様々な商品を目にするようになりました。数ある商品の中から、良質のココナッツオイルを選ぶためのポイントをご紹介します。

香り、味の好みで選ぶ

先ほど少し触れましたが、製法によって味や香りの強さが変わります。加熱の工程が入る低温圧搾製法では、ココナッツの香ばしい甘い香りや味が強くなる傾向があります。

対して、遠心分離法など非加熱の製法ですと、ココナッツそのもののスッキリとした香りや味になります。ココナッツオイルは、ココナッツ特有の甘い風味があります。日本人には馴染みのないものですから、どうしても好き嫌いが分かれます。

まずは、比較的あっさりとした非加熱の製法で作られたオイルを選んでみては。

原産国から選ぶ…スリランカ産、フィリピン産は品質が高いとされる

ココナッツオイルの原産国は、フィリピンやタイなどの東南アジア地域が中心です。その中でもおすすめなのが、フィリピン、スリランカ産のオイルです。国が主導となって品質管理をしているため、味も香りも世界最高水準の品質です。

オーガニック認証のものを選ぶ

せっかく健康を意識してスーパーフードを取り入れようとしても、その品質が確かなものでなければ、逆に健康を害することにもなりかねません。「有機JAS認定」「USDA認定」と記載がある商品なら、安心して選ぶことができます。

有機JAS規格

日本では、「有機」「オーガニック」といった表示をするには、農林水産省が指定した機関による認定を受ける必要があります。JAS制度とはどのようなものでしょうか。

農林水産省のホームページには「JAS制度は、食品・農林水産品やこれらの取扱い等の方法などについての規格(JAS)を国が制定する」と明記されています。

さらに、有機JAS規格というものが設けられており、「農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で生産された農産物、加工食品、飼料及び畜産物」と定義されています。

この規格に沿った食品には「有機JASマーク」が付けられています。農薬や化学肥料が使用されておらず、日本人にとって安全性の高い食品を選ぶための目印になりますね。

海外から輸入したオーガニック商品を国内で販売する場合も、この有機JAS認証を受けなければなりません。EU、スイス、米国、カナダとは相互承認をしており、相手国の有機承認品を自国の有機認証品として取り扱うという取り決めがあります。

(参考元:農林水産省)

農林水産省,JASについて http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/

農林水産省,有機食品の検査認証制度 

http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html

農林水産省,有機JAS制度について 

http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/attach/pdf/yuuki-93.pdf

USDAオーガニック認証、EU有機認証

アメリカでは、米国農務省(USDA)傘下の全米オーガニックプログラムという制度のもと、有機の認定が行われます。認証を受けた商品には「USDAマーク」が付けられます。

EUでは、欧州委員会の農業・農村開発総局のもとでEU有機認証制度が行われています。有機農業規則に従って生産されていると認証されれば、「Organic」と表示をすることができ、「ユーロリーフ」というマークが付けられます。

輸入品の場合は、これらのマークの有無が安全な商品を選ぶための助けになりますね。

用途によって選ぶ

ココナッツオイルは様ざまな目的に使用することができます。目的に合わせて次のように選ぶことができます。

健康や美容目的ならバージンココナッツオイルがおすすめ

精製されていないオイルには、素材の栄養素が多く残っています。コーヒーや紅茶などの飲み物に入れたり、ドレッシングに使ったり、バターの代わりにトーストに塗ったりと、生のまま使うと良いでしょう。

調理に使うならRBDココナッツオイルでも

ココナッツオイルは加熱に強く、酸化しにくい性質があります。高温に加熱してもトランス脂肪酸が発生しにくいので、炒め物や揚げ物などの調理油に向いています。

甘い香りを活かして、お菓子に使うのもおすすめ。調理用ですと多くの量を使いますので、コストパフォーマンスの良いRBDココナッツオイルを活用しても良いですね。

ダイエットに使用するなら中鎖脂肪酸が60%以上のものを選ぶ

ココナッツオイルに含まれる脂肪酸は、中鎖脂肪酸のラウリル酸やカプリル酸です。中鎖脂肪酸は、体内に取り込まれるとケトン体に変わります。

ケトン体はエネルギーに変換されやすく、身体に溜まりにくい性質があるのでダイエット向きのオイルです。ケトン体は脳のエネルギーにもなるので、脳の活性化にもつながります。

ラウリン酸が多く含まれているものを選ぶ

ラウリン酸は母乳にも含まれている成分で、免疫力に良い影響が期待できます。ラウリン酸は、唾液に含まれる酵素と反応し、抗菌作用のあるモノラウリンに変化します。

腸内の悪玉菌を減らし善玉菌を活性化させ、腸内環境を整えてくれます。インフルエンザやヘルペスなどの予防にも効果的です。

必見!ココナッツオイルの種類や用途による選び方のまとめ

ココナッツオイルの種類や選び方についてお分かりいただけたでしょうか。健康や美容に対して意識の高い方ほどオイルを敬遠しがちですが、良質のオイルは健康な身体作りの助けになります。

もちろん、オイルなので摂り過ぎはカロリーオーバーを招きます。1日の適量は大さじ2杯程度とされていますので、この量を目安にまずはティースプーン1杯程度から試してみてはいかがでしょうか。

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