日本安全食料料理協会 | 『食』に関わるすべてのひとへ

column

幼児食とは?幼児食についての基本的な知識!

離乳食も後期になり、食べることに対して興味が湧いてくる、食欲が出て来るなど1歳半頃になると次の段階の幼児食へと進みます。離乳食から大人と同じ内容の食事に移る前の幼児食は、幼児にとってとても大切です。

幼児食は、なぜ大切なのか、幼児食に移る時期やそのポイントなどをご紹介したいと思います。

離乳食に慣れてきた、そろそろ幼児食に移行したいけれどそもそも幼児食とは?と疑問を持つパパ、ママはぜひご覧になってみて下さいね。

幼児食とは

産まれてから⺟乳やミルクで育ってきた赤ちゃんが離乳食を始めて初期・中期・後期・完了期を過ぎた幼児が、体の成⻑に合わせて⾷事のみで栄養をとれるように調理した⾷事のことです。

離乳食では、食事でまかなえない分の栄養源や量を母乳やミルクで補ってきました。幼児食では、3回の食事にプラスしておやつまでを食事のみで補えるようにします。

しかし、離乳食が過ぎたからといって大人と同じ内容の食事は与えられません。離乳食と大人の食事の中間に当たるのが幼児食です。

⼦ども⾃⾝が⾃分で⾷べることに慣れていく時期

幼児食に移行する時期は、子供が自分で食事をする時期でもあります。自分でやりたいという気持ちが芽生えている証拠ですね。幼児食は、離乳食ほどドロドロした液状の食事ではないので手づかみたべなど好きにやらせてあげましょう。スプーンやフォークを持たせてみるのも大切な事です。

まだまだ上手に出来なくても子供が自分自身でやる事で食への興味も湧きますし、食べることにも慣れていきます。そして、食事の時間が楽しいと思えるようになってくれたら完璧ですね。幼児食は、食べることは楽しいと思ってもらうのも狙いなのです。

離乳⾷と幼児⾷の栄養源の違い

離乳食の主な栄養源は、母乳やミルクです。離乳食では補えない栄養を母乳やミルクで平行して与えます。離乳食は、食べることに「慣れる」のが目的です。1度に食べられる量も種類も少なく、こんな食べ物もあるんだよと赤ちゃんに知ってもらうのが目的です。

そして、幼児食の主な栄養源は食事です。母乳やミルクから栄養を貰うのを卒業し、1日3回の食事のみで栄養を摂れるようにするのが幼児食です。規則正しく、1日3回の食事を摂るリズムを整え、その子に合った食事の内容で体を作る事が幼児食での目的です。

幼児⾷が⼤切な理由

幼児⾷の時期の⾷事は、将来の味覚や健康に影響する可能性がある

子供の好き嫌いは、3歳までに決まってしまうと言われています。幼児食の時期に親が嫌いだからといって食卓に出さない食材があることや大人の食事に合わせて味の濃い物や刺激の強いものなどを子供に食べさせたりするなどそういった事は避けた方が良いですね。

幼児食の時期に色々な食材に触れさせてあげる事は、とても大切な事です。今、好き嫌いがあるようで食べ物を口にしてくれないとお悩みの親御さんもいらっしゃるでしょう。子供は、新しい食べ物に挑戦する事を懸念します。また、以前食べたものになんらかの理由でマイナスイメージを持ってしまうと、その食べ物を嫌いになってしまったりします。

幼児食で大切なのは、楽しい食卓作りと調理法の工夫です。例えば、噛みにくかったからこの食べ物は嫌いと思っているかもしれません。ごはんの時間にママがいつも怒るからごはんは嫌いと思っているかもしれません。子供が飲み込み易いようによく煮たり、細かく刻んだり工夫をしてみてくださいね。そして、楽しい雰囲気作りが何よりも重要ですよ。

⼦どもは消化器官が未発達のため、塩分、糖分、油分の多い⾷事をすると内奥に負担をかけてしまう

幼児食で気をつけなければならないポイントです。離乳食が終わったからといって安心して大人と同じ味つけの物を与えてはいけません。味つけの濃い物、お砂糖たっぷりのお菓子、揚げ物などはまだ与える時期ではありません。

具体的な時期でいえば、2歳を過ぎたあたりから少しずつ与えるのが無難でしょう。幼児食に移行してからすぐにこういった内蔵に負担をかける食べ物を与えてしまうと生活習慣病、糖尿病など子供が将来かかってしまう病気のリスクが高まります。

幼児食のうちから幼児食に相応しくない食事をあたえていると大人になる前でも幼児や少年期でも上記のような病気にかかってしまうリスクはありますから十分気をつけてあげましょう。

幼児⾷を始める⽬安

1⽇3回の⾷事リズムに慣れている

離乳食で、13回の食事がしっかりと摂れるようにしましょう。朝・昼・夜の食事の時間がしっかり決まっていると良いですね。

⾷べ物をすりつぶすような噛み⽅ができている

離乳食では、舌で食材を押しつぶすような食べ方でしたが、だんだんと歯茎や少しでも生えてきた歯ですりつぶすように噛めてきていたら幼児食に移行する時期ですね。

⾃分で⾷べようとする⾏動がみられる

自分から食べものに手を伸ばしたり、離乳食ではなくパパやママの食べ物を欲しがったりしていたら幼児食へ移りましょう。

ママ達と同じごはんですよなんてふりをしてあげれば、喜んで自分の幼児食を食べてくれることもありますよ。

⽔分をコップから飲める

今まで、哺乳瓶やマグ、ストローでしか水分を摂れなかった赤ちゃんがコップから水分を取れるようになったら一歩幼児に近づいたサインですね。食事が上手に取れるという証です。もちろん、上手にコップで飲めなくてもOKです。

母乳やミルクを欲しがらなくなった

離乳食を食べ終わって物足りなそうだった、あげていた母乳やミルクをあまり欲しがらなくなったということがあったら卒乳の時期かもしれません。

実際は、精神安定剤代わりにもなっている母乳やミルクですからすんなりと卒乳は難しいかもしれませんが、離乳食を卒業して幼児食に移行する時期なのでしょうね。

上記にあげたものを全て当てはめる必要はありません。どれか一つでも子供に見られる行動があれば幼児食へステップアップする事を考えてみましょう。35歳までに幼児食を始めるのがおすすめです。

年齢別の幼児⾷

1歳から1歳半

離乳食から幼児食へ切り替えて移行する時期です。食べられるものが増えてだんだんと食への興味が湧いてきます。子供が、きちんと咀嚼をして飲み込む事が出来ていたら少しずつ幼児食へ移行していってくださいね。

この時期は、子供の排泄の様子も注意して見てみてください。子供の体の様子は、大便がよく表してくれます。

1歳半から2

イヤイヤ期に入り食べ物をぐちゃぐちゃにしたり、食事中に暴れたりスプーンやフォークを投げたりなんてこともあります。それは、自分でやりたいのに出来ないもどかしさの表れです。ママやパパも大変ですが、おおらかな気持ちで見守ってあげてください。

手づかみたべは子供にとっても食べやすく、スプーンやフォークは遊び道具になってしまうかもしれませんが、フォークで刺して食べてみようか?など声をかけ気長に付き合ってあげてくださいね。

2歳を過ぎると食べられるものが増えていきますので更に楽しい食卓作りを目指してみてください。ママやパパと同じ物を食べられて嬉しいね~など声をかけてあげてくださいね。

3歳から6


3
歳にもなるとスプーンはこうして使うんだよなどと教えれば割とすぐに覚える年齢です。だんだんとお箸の練習を始める時期でもありますので、助付のお箸などを渡してあげてください。子供は、よく大人の事を観察していますから自然と上手になっていきますよ。

最初は握り箸の子でも4歳くらいまでに箸の正しい持ち方を教えてあげれば大丈夫です。また、この時期は、食事中のマナーを教え始めても良い時期です。少しずつこぼさないように食べる、姿勢を正して食べるなどマナーを伝えて言ってください。

偶然出来た事もすごいね~上手だね~などと褒めてあげてくださいね。3歳頃から少しずつ食事マナーを教えて5歳か6歳頃に更に細かい食事マナーを教えてあげてください。

幼児⾷のポイント

薄味で味覚を育てる

幼児食のうちから濃い味に慣れてしまうと薄味を受け付けなくなってしまいます。そうして濃い味ばかりを好むようになってしまうと将来的に高血圧や糖尿病になるリスクが高まります。一生の味覚を決める大切な時期なので出来るだけ長い期間薄味を保ちましょう。

薄味の食事は、素材そのものの旨味を感じる事が出来るのです。調味料に頼らない味覚が育ちます。

脂質の多い⾷事に注意

子供の大好きな唐揚げやエビフライやハンバーグ、おやつには、ドーナツやチョコレート。あげてはいけないわけではないですが、子供の好きなものは、どれも高カロリーなものばかりですよね。あげるとしたら、1日の摂取量を守ってください。子供は、大人のカロリー半分で十分です。特に、幼児食を始めたばかりの子供には、高カロリーな食べ物は与えなくてもよいです。

栄養バランスを整える

食事に大切な栄養バランス、分かってはいるけれど毎度毎度考えるのは大変ですよね。主食、主菜、副菜だけ考えてみてください。

こう考えれば簡単です。

・主食(ご飯やパン)

・主菜(肉や魚)

・副菜(野菜や果物)

一食の食事のうち一つずつ用意すれば完璧です。難しい時もあるかもしれませんが、気張らずに考えてみてくださいね。例えば、おにぎりと唐揚げとキュウリだってよいのです。そこに果物があったら完璧です。でも頑張りすぎないでくださいね。

おやつも⼤切な栄養源

この時期は、1回の食事で栄養も量も摂取しきれません。13回の食事でも間に合わせることが難しいです。そこで、おやつの時間がとても大切になります。おやつといっても甘いお菓子やケーキなどはNGです。たまに楽しむものであり、栄養源になるものではありません。おやつは、果物やちいさなおにぎりなどが良いでしょう。

⾷べる楽しさやマナーも教える

幼児食の時期で大切な事は、食べる時間は楽しいということです。楽しい食卓の環境があることで食べる事も好きになります。

そして、食事の際のマナーを教えることも大切な事です。この時期からきちんと食事マナーを教えてあげることで子供自身に習慣がつき、大人になっても当たり前のように食事マナーを守れる人になるでしょう。

幼児食とは?幼児食についての基本的な知識!まとめ

幼児食とは、母乳やミルクが主な栄養源だった子供が離乳食を経て大人の食事に近づくための練習期間である食事内容のことです。

幼児食の主な栄養源は、13回の食事になります。子供自身が、食に興味を持ち始め自分で食べようとする行動が見られたら幼児食へ移行する時期です。

幼児食は、薄味が基本的な味つけです。13回の食事リズムを決めその子の成長に合った食事内容を与えます。こうして、幼児食期に食事の楽しさやマナーも教えていきます。

幼児食に関する記事一覧

健康食・食育の資格

薬膳調整師認定試験
薬膳調整師認定試験
薬膳の基礎知識、薬膳に対する一定以上の理解、漢方的な観点から見た各種食材の効能などの知識を有する人に対し与えられる資格です。
薬膳資格詳細を見る
漢方コーディネーター認定試験
漢方コーディネーター認定試験
漢方・漢方薬に対する基本的な知識、漢方独自の診断方法や養生などへの理解が一定以上あると認められた人に対して認定される資格です。
漢方資格詳細を見る
食育健康アドバイザー認定試験
食育健康アドバイザー認定試験
食育健康アドバイザーとして、食育の基本的な知識を有していることを認定されます。
食育資格詳細を見る
幼児食マイスター認定試験
幼児食マイスター認定試験
子どもの成長に合わせて栄養バランスを考えた献立を作ることができる知識や離乳食から幼児食に変える時期、幼児食に向く食材・不向きな食材など幼児食に関する知識を有する人に対し与えられる資格です。
幼児食資格詳細を見る
スーパーフードアドバイザー認定試験
スーパーフードアドバイザー認定試験
スーパーフードアドバイザーはスーパーフードが具体的にはどのような食品や種類があるのか把握し、それぞれの食品がどのような健康効果や美容効果があるのかを理解された方に認定される資格です。
スーパーフード資格詳細を見る
発酵食品マイスター認定試験
発酵食品マイスター認定試験
発酵食品マイスターとは、発酵食品に関する幅広い知識を有していることを証明する資格です。
発酵食品資格詳細を見る
酒粕・糀マイスター認定試験
酒粕・糀マイスター認定試験
酒粕・糀マイスターとは、酒粕や糀に関する様々な知識を有していることを証明する資格です。
酒粕資格詳細を見る
介護食マイスター認定試験
介護食マイスター認定試験
介護食マイスターとして、介護食についての基本的な知識を有していることが認定される資格です。
介護食資格詳細を見る
乾物ソムリエ認定試験
乾物ソムリエ認定試験
乾物ソムリエとして、乾物についての基本的な知識を 有していることが認定される資格です。
乾物資格詳細を見る
雑穀ソムリエ認定試験
雑穀ソムリエ認定試験
雑穀のダイエット効果、雑穀を楽しむ 方法などの知識を有することが証明されます。資格取得後は、雑穀ソムリエとして活躍することが できます。
雑穀資格詳細を見る
認定試験一覧