日本安全食料料理協会 | 『食』に関わるすべてのひとへ

column

知りたかった!ワインの頼み方とポイント教えます!

初めて、おしゃれなフレンチのレストランに行く、ワインバーに行くなど、自分でワインを頼みたいと思っても、何をどうお願いするのか分からないという人もいますね。

メニューに日本語で書いてあっても、それがどういったワインなのかもわからないこともあります。

今回は、そんな皆さんのために、ワインの頼み方とポイントについてご紹介しましょう。

ワインを選ぶ基準

ワインはお料理に合わせて頼むことが基準、とよく言われます。

ワインとお料理をピッタリと合わせることで、より美味しく楽しむことができます。よりピッタリな組み合わせを選ぶことが大切ということで、

「マリアージュ」

と呼ばれています。

基本は料理と合わせる

ワインをお願いする時は、お料理に合わせるということが基本です。

ワインとお料理の組み合わせでは、一般的にワインがお料理へ与える影響を考えるより、お料理がワインの風味に与える影響を考えて選びます。

ワインを美味しく味わうために、お料理に合ったワインを選ぶ、ということが大切になります。

肉料理のおすすめワイン

一般的に、肉料理には赤ワインと言いますね。

特に、濃厚なソースを使った牛肉のお料理には、しっかりとした濃い味わいのフルボディの赤ワインをお願いします。

しかし、同じ肉料理でもあっさりとした鶏肉料理なら、無理に赤ワインに合わせずにソースの色や味に合わせることも大切です。

特に、クリーム系のソースなら、赤ワインよりも少し辛口の白ワインに合わせる方が、すっきりとします。

また、同じ肉料理でも暑い夏は、あまり重い赤ワインではなくても良い、という人もいます。赤ワインなら冷やしても美味しい軽めの赤ワイン、または白ワインに合わせることもあります。

魚料理のおすすめワイン

魚料理は白ワイン、というのが基本になります。

しかし、白ワインも魚の種類やソースによっては、白ワインではなくロゼワインに合わせることもあります。ヒラメやカレイといった淡白な魚なら白ワインがピッタリですが、魚介のトマトソース料理ならロゼワインでも合います。

場所・予算に合わせる

同じ赤ワイン、白ワインでも飲む場所や予算に合わせることも大切です。いくらピッタリと言っても、お料理の価格とかけ離れるような高額なワインでは、アンバランスになってしまいます。

どんなレストランなのか、どれくらいの予算でお願いするのかを考えて頼みましょう。

高級レストラン

全国には、ディナーコースで数万円を超える高級レストランと呼ばれるお店がたくさんあります。世界でも認められた一流のレストランでは、服装もドレスコードが必要です。

普段は、カジュアルなレストランやファミリーレストランを利用している人でも、特別な日だけの贅沢な時間を過ごすために、大奮発して訪れる人もいます。

こういったお店では、美味しい高級ワインやビンテージワインも多数用意しています。

お料理で数万円、お酒でも数万円では、予算が心配という人もいますね。そんな時は、レストランのソムリエに自分の予算を伝えて、ワインを選んでもらうというのも1つの注文方法です。

この時目安とするのが、コースの金額の半分のワインを選ぶということです。

あまり緊張しすぎて、支払い不可能なほどのワインをお願いをしては大変なことになります。そこで、自分の予算の範囲内で、美味しいワインを楽しむことを、基本に選びましょう。

カジュアルレストラン

カジュアルレストランは、ボトルでお願いする必要はありません。グラスワインをお願いしてみましょう。グラスワインなら1杯500円くらいからありますので、色々なワインをお料理に合わせて楽しむ、ということもできます。

産地

ワインには、それぞれ産地があります。一般的にはフランスのワインが有名ですが、ドイツやイタリア・ポルトガル・スペイン・ハンガリー・ギリシのワインというのもあります。

他には、アメリカやオーストラリア・チリといった新世界のワインも増えています。

その中でも、フランスワインは、

シャンパーニュ地方

アルザス地方

ロワール地方

ブルゴーニュ地方

ボルドー地方

コート・デュ・ローヌ地方

ラングドック

ルーション地方

など、生産地によって味わいが違います。

お料理の合わせるなら、フレンチなら王道のフランスワインですが、イタリアンならイタリアワインと合わせると簡単で間違いありません。

カジュアルレストランなら、新世界のワインというのも良いですね。

料理と合わせる時のポイント 

料理と合わせる時に一番簡単なポイントが、ソースの色や濃さに合わせるということです。

色が似たもの

肉料理でも、ビーフとチキンでは、まったく味わいが違ってきます。ビーフシチューやステーキといった料理では、ソースも赤ワインを使った濃厚ソースやドミグラスソースになります。

チキンではガーリックバターやホワイトソースを使ったものもあり、重い赤ワインにはアンバランスになってしまうことがあります。

魚料理でも、魚そのものが淡白なものと濃厚なものでは、ソースが違ってきます。お料理のソースの色に似たワインの色を選ぶと、ワインとお料理のバランスが取りやすくなります。

重さのバランス

同じ肉でも、コクのある重い牛肉と、淡白な鶏肉では、肉質そのものの重さが違ってきます。

魚も、あっさりとした白身の定住性のカレイやタイといった魚と、同じ白身でも鮭のような回遊性の鮭では身の引き締まり方が違います。もちろん、赤身の回遊性の魚、マグロやカツオではさらに違い、それに合わせるソースも、料理の仕方も違ってきます。

そのため、肉料理だから、魚料理だからと分けるのではなく、料理に使われている素材そのものの、コクの重さとのバランスを考えて、重いワイン、軽いワインと考えると良いでしょう。

産地と合わせる

和食に日本酒が合うように、ワインも産地との相性が最も良いバランスで作られています。地方や国の料理と、お酒はまさに一対のものと考えると、選びやすいです。

フレンチでも、どの地方の伝統料理かが解ると、さらにワインを選ぶときにも、選びやすいかもしれません。

ワインの頼み方

いくら「牛肉にはフルボディの赤ワインが合う」と言われても、たくさんの種類があり迷ってしまいます。産地によっては同じ赤ワインでも、風味が異なります。

まずは、自分が一番美味しいと思う、飲み方を選ぶことが大切です。

好みの伝え方は?

お料理を決めたら、ワインを選びます。

しかし、同じ赤ワイン、白ワインとかかれていても千差万別、いったいどれを選んだら良いかわかりませんね。基本的には肉の重さとのバランスですが、好みもあります。

それでは、ソムリエに好みを伝える時は、どうやって伝えたら良いのでしょうか。

赤ワインの場合

赤ワインには、フルボディの赤ワイン、ミディアムボディの赤ワイン、ライトボディの赤ワインと3種類があります。

いくら牛肉でも、あまり重いワインは飲みたくない、好きではないという人もいます。

<軽め重め>

赤ワインには中に含まれるタンニンの量によって、軽め重めというのがあります。その中間になるのもありますので、肉料理が重くても重いワインは好きではないなら、軽めのワインや中間のミディアムボディのワインで、合うものがないかを選んでもらいましょう。

白ワインの場合

魚料理に合う、と言われる白ワインですが、甘口と辛口があります。果物を食べながらワインを飲む人もいますが、デザートの甘味よりも甘めのワインは、両方の味を損なうことがあります。気を付けましょう。

<甘口辛口>

白ワインには、甘口と辛口があります。日本酒に近い風味を持つものもあり、日本人には馴染みやすいワインです。

辛口のワインは、キリっとしてお酒好きの人には、好きな人が多いワインになります。あまりお酒の味が好きではないという人は、甘口の方が口当たりがよいかもしれません。

お魚料理だけでなく、中華料理や和食にも合います。特に、辛みが強い中華なら、アルコール度の低い白ワインがおすすめです。

スパークリングワイン

お酒が苦手な人でも飲みやすいのが、スパークリングワインです。シャンパーニュ地方のスパークリングワインをシャンパンと言いますが、甘口で爽やかな口当たりは、お料理を引き立たせるだけでなく、派手な演出にも使われることがあります。

炭酸が苦手、という人には向かないワインかもしれません。

ロゼワイン

口当たりがよく、ワイン初心者でも気軽に飲むことができます。魚介類や赤身の魚料理に合わせると、双方の味が引き立ちます。

ソムリエに頼る場合

ソムリエの人におまかせをしても良いのですが、いきなり要望を伝えない「おまかせ」は止めましょう。正直困ってしまいます。ある程度自分の希望を伝えることが大切です。

基本的に伝えること

まず、必ず伝えてほしい基本的なことは、次のことになります。

<予算・赤白・新世界or旧世界・強さ>

まずは、予算です。お料理もさることながら、高級レストランのワインは、ボトルでお願いすると高額になります。いくら特別な日にしたくても、予算外の大奮発は止めましょう。

お料理が20,000円のコースを2人なら、10,000円前後のワイン、と考えます。総額で50,000円になります。大学卒の初任給が20万円の時代、無理はしないようにしましょう。

ワインの色も、肉だから魚だから、とこだわらずにお願いすることも大切です。日本酒が好きだから辛口の白を、アルコールが苦手だから、度数の低いロゼをといった感じです。

フレンチだからフランスワインとこだわらず、新世界のワインを飲んでみるのも1つです。新しく美味しいワインを発見できるかもしれません。

また、ワインの重さや強さも、料理とのバランスでは重要ですが、自分の好みでなければ意味はありません。こういったことも伝えて下さい。

今日の気分を伝える

気分や体調でワインを変えることもあります。そこで、飲みたい日の今日の気分を伝えることも大切です。

よくあることが、真夏の観光シーズンです。夜でも暑い都心の街中を歩いて、冷房の効いたホテルやレストランに入ると、急激な温度変化に身体がついていきません。

疲れがたまったときに、いくらお肉が好きでもここに重いフルボディの赤ワインが来ると、若い人でもお料理を残してしまうことがあります。

ソムリエの中では、こういった時は肉には赤、とこだわっているお客様に、すっきりとした白ワインをおすすめすると、美味しいと喜ばれることもあります。

気分が良い、疲れている、夏バテ気味なども、ワイン選びのポイントになります。

また、ワインに込められた思いが、特別な日に重なることもあります。ワインには、作り手の思いとエチケット(ワインラベル)に込められた思いが人気のワインもあります。

有名なワインでは、プロポーズやバレンタインなら「カロン・セギュール」、結婚記念日なら「オーパス・ワン」というのがあります。皆さんも、こういったワインの逸話を聞いたことがあるのではないでしょうか。

苦手なものを言う

いくらおいしくて口当たりが良くても、炭酸が苦手な人にスパークリングワインをおすすめできません。辛い物が苦手な人もいます。辛い物が苦手な人が、いくらすっきりするからと辛口の白ワインをすすめられても困りますね。

お願いする時は、苦手なものを言いましょう。

高級店での頼み方

それでは、ホテルレストランや高級店での、ワインの頼み方です。

ワインの値段目安はコース料理の半分の額

ワインの値段はコース料理の半分の額というのが基本になります。高級レストランのコースは、リーズナブルと言われるお店でも、10,000円を超えます。その半分がワインの値段と覚えておくと便利です。

ボトルよりもグラスがおすすめ

無理にボトルを頼んでしまうと、飲み切れないことがあります。

また、おすすめのワインが必ずしも自分に合うとは限りません。グラスワインは手軽で、リーズナブルな価格で楽しめます。1人で楽しむなら、ボトルよりもグラスがおすすめです。

アルコールが全く飲めない人との会食で自分だけが飲む時も、グラスワインなら気軽に好きなものをお願いできます。

ワインの値段も予算にいれておくこと

支払いをする時になって、伝票を見てびっくりとならないようにしてください。特に、恋人とのデートでお金が足りない、はちょっと恥ずかしいです。しっかりとワインの値段も予算に入れて、お願いし、その上でお支払いの時に困らないようにしましょう。

予約を入れる時に、確認をしておくのもいいですね。

知りたかった!ワインの頼み方とポイント教えます!のまとめ

ワインの頼み方とポイントをご紹介しました。ワイン初心者の人にとって、ハードルが高い高級レストランやホテルレストランです。

しかし、一生の思い出に残るような記念日なら、一度は行ってみたいですね。

高級レストランでは、テーブルマナーやドレスコードはありますが、決してお客様を困らせるようなことはありません。分からないことで恰好を付けるのではなく、ソムリエに聞きながら、自分で納得ができるワインを注文することが一番大切です。

ワインの頼み方を知って、素晴らしい特別な日を過ごしてください。

ワインに関する記事一覧

お酒の資格

ワインコンシェルジュ認定試験
ワインコンシェルジュ認定試験
ブドウの品種ごとに異なる特徴や、世界各国のワイン事情など、ワインに対する基本的な情報をマスターした人に認定されます。
ワイン資格詳細を見る
カクテルソムリエ認定試験
カクテルソムリエ認定試験
カクテルソムリエとは、カクテルに関する様々な知識を有していることを証明する資格です。
カクテル資格詳細を見る
焼酎ソムリエ認定試験
焼酎ソムリエ認定試験
焼酎ソムリエとは、焼酎の歴史や製造方法、原材料の芋、米、麦、蕎麦、胡麻、シソなどに関する正しい知識を有している方に認定される資格です。
焼酎資格詳細を見る
認定試験一覧