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パン作りに必要な道具とは?初心者は「1」から少しずつ揃えて

いざ、パン作りを始めようと思った時、どんな道具が必要でしょうか。キッチン用品の売り場に行くと目移りしてしまいます。

 

そして、あまり高額になるなら自分で作るよりも買った方が良いのでは、と思ってしまいますね。

わざわざ購入しなくても利用できるものは利用したいです。

 

今回は、パン作りの時にどんな道具をそろえたら良いのか、家庭にあるもので利用できるのかをご紹介しましょう。

 

パン作りの基本道具

 

まず、パン作りになくてはならないものが、材料を量るための道具です。

 

材料の中には、数g必要なものから、数百g必要になるものまであります。そのため、同じ量りだけでは量れないものもあります。もちろん、家庭にあるならそれを利用しましょう。

 

計量道具

計量をする時に、レシピによってgで表記されているものと、小さじ、大さじと表記されているものがあります。

 

デジタルスケール、量り

最近、家庭で使われているキッチン用量りといえば、デジタルスケールです。デジタルスケールは、500~1000円のものがあります。家庭で楽しむなら、高額なものでなくても充分です。家庭にある場合は、それを利用しましょう。

 

デジタルスケールは、量るための器を乗せて、0gにして量ることができます。昔ながらのアナログの量りでもできますが、頻繁に0にしていると目盛りがずれてきます。家庭用のデジタルスケールがおすすめです。

 

 

計量スプーン、カップ

計量スプーンやカップは、目盛りが見やすくて量りやすいものが良いです。100均でも販売していますが、安定感がないので、1つ良いものを用意しましょう。良いものといってもホームセンターでは、500円くらいになります。

 

計量カップには、プラスティック製、ガラス製、ステンレス製があります。プラスティックとガラス製は、外側から目盛りが見られるので、ステンレス製のものよりも量りやすいです。ただし、ガラス製は割れることがありますので注意しましょう。

 

少し高額なものを考えているなら、耐熱ガラスのものが使いやすいです。高額と言っても2000円くらいですので、ずっと使いたいならおすすめです。

 

プロの人が使う計量スプーンでは、ステンレス製になります。計量スプーンの中には、15ml入りと5ml入りの大・小だけでなく、大さじ1/2や小さじ1/2のスプーンもあります。

 

自分で1/2を量る必要がなくなるので便利です。

 

生地づくりに使う道具

生地を作るためには、混ぜるものや生地を伸ばすもの・分けるものなどが必要です。

 

スケッパー

膨らんだ饅頭のような生地を均等に分けるための、ポリエチレン樹脂の専用ナイフです。パン作りの他にケーキやピザ作りでも利用できます。

普通の包丁やナイフと違い、生地がつかないので便利です。生地を切るだけでなく、ボードの上の粉を寄せて混ぜることもできます。

 

 

ボウル

粉や生地を混ぜるために必ず必要な器です。バターを常温に戻したり、牛乳を測る小さなものから生地全体を混ぜる大きなものまであると便利です。ボウルには、ステンレス・ポリエチレン樹脂・ガラスと色々なものがあります。軽くて混ぜやすいのはステンレスになります。

 

 

ゴムベラ

へらには、ゴムベラ・木べら・シリコンベラとありますが、最近のものは「ゴムベラ」となっていてシリコンのヘラが増えています。

従来のゴムベラでもシリコンベラでも、使いやすいものをご用意ください。木べらでは樹の間に生地が入り込んでしまいますので、ゴムベラやシリコンベラの方が、混ぜるのが簡単です。

 

 

布巾

布巾といえば、調理道具を拭くためのものでもありますが、今回は生地の乾燥を防ぐために使います。木綿の蒸し器などでも使える布巾も良いですが、ペーパータオルでも代用することができます。

 

 

ペストリーボード

一次発酵した生地を乗せて、二次発酵をする前の生地の成型に使います。人工大理石のペストリーボードは、生地を必要以上に温めてしまう心配がないため、パン生地の他にうどんやそば、ピザ生地を伸ばすこともできます。

 

人工大理石の他にシリコンのものもあります。木のボードと違い、雑菌の繁殖を防ぐことができます。人工大理石のペストリーボードは、重いのが一番の難点です。

 

 

めん棒

めん棒は、100円ショップのものもあります。とても100円には見えないめん棒なので、特にこだわりがなければ、充分に使えます。

 

ABS樹脂のめん棒には、表面のブツブツと突起があるものがあり、こちらは伸ばしながらガス抜きをする効果があります。少し頑張ってパン作りを続けるなら、ABS樹脂のガス抜きめん棒をお勧めします。

 

焼成時に使う道具

生地ができたら、次に焼きの作業になります。

 

オーブン

オーブンにも色々ありますが、家庭用の電気オーブンレンジとガスオーブンでは、同じ温度に設定しても庫内の火力が違い、ガスオーブンの方が強くなります。

 

発酵もオーブンレンジに任せたいなら、電気オーブンレンジの方が楽に作業が進められます。これから家を建てる、新しくキッチンアイテムをそろえるなら、使い方やキッチンのスペースに合わせて選択しましょう。

 

 

オーブン用の手袋

焼きあがった後のオーブンの天板を出すときに必要です。厚手の鍋つかみでも代用できます。オーブンを購入した時にオマケでついているものもあります。

 

ガスオーブンでは、天板を引き出すための「とって」があります。手袋よりも安全ですので、ガスオーブンを使う人はこちらがあると良いです。

 

おいしいパンをつくるサポートアイテム

 

さらに生地のキメを細かくなるために、必要なものや温かいパン作りのために必要なアイテムのご紹介です。

 

温度計

生地の混ぜ具合や発酵の進み具合を知るために、調理用の温度計があると便利です。ちょうど良い発酵具合を見分けるのは難しいです。1つあると、生地の温度を正確に測ることができます。

 

温度計がない時は、フィンガーチェックでおおよその発酵の目安がわかります。

 

 

パンマット

パンマットには、布でできたキャンパスシート、シリコンのマット、おしゃれなセラミックのマットがあります。

 

布のキャンパスシートは、軽くて洗うこともできます。生地がつくこともなく余分な湿気を生地の表面に残さないのが特徴です。

 

シリコンのマットは、そのまま生地を混ぜる時にも使えます。

 

セラミックのパンマットは、実用性よりも見た目になり、華やかな焼き物の絵付けがされています。

 

 

霧吹き

パンの生地が乾燥しないように適量の水分を与えます。表面を水にぬらすと言っても均一にできるのは霧吹きだけです。霧吹きは100円ショップでも販売していますので、1つ用意しましょう。

 

 

刷毛

テーブルパンやロールパンを作る時、表面に卵黄を縫って生地の表面にツヤを出します。そのままでも素朴なパンができますが、卵黄を塗ってから焼くと、とてもきれいに仕上がります。

 

菓子パンやクッキーを作る時にも使われます。刷毛は使い終わったら、ぬるま湯でしっかりと卵の汚れを落としましょう。

 

あると便利な道具

 

他にも、パン作りの時にあると便利な道具のご紹介です。

 

クープナイフ

クープナイフは、フランスパンやバゲットを作る時、表面に斜めの切れ目を入れる時に使用します。

歯がカミソリになっていて、普通の包丁やナイフよりも鋭利な切れ目を入れることができます。

 

 

パンナイフ

焼きあがったイギリスパンや食パンを、食べやすい大きさにカットする時に使います。歯がギザギザになっていてパンを切る時に最適です。普通の包丁を使うと、パンがペシャッとなってしまいますが、パンナイフならきれいに切ることができます。

 

 

テフロン加工のオーブンシート

天板の上にパン生地を並べて焼く時に、オーブンの上に敷きます。ラップでは溶けてしまいます。そこで、専用のオーブンシートを利用しましょう。

 

オーブンシートを使うと、オーブンの天板に乗せるだけで焼くことができます。直に乗せるよりも、生地がべたつくことがありません。使い終わった天板もさっと洗うことで、きれいになります。

 

 

トング

焼きあがった熱々のパンを天板からお皿に移すときにあると便利です。他にも、バターナイフや生地を混ぜる時に素手でやりたくな人は、使い捨てのポリエチレンの手袋、生地を混ぜる時のビニール袋などがあると便利です。

 

発酵をするとき、鍋用を保温する内側にアルミ地がついた、鍋カバーを使うこともできます。

 

パン作りに必要な道具とは?初心者は「1」から少しずつ揃えてのまとめ

 

ボウルならある、計量カップやスプーンがあれば、他のものを用意しましょう。また、100円ショップで用意できるものは、利用してみましょう。

 

パン作りの道具は、家庭にあるものでも代用できるものはたくさんあります。一度に専用のものを用意する必要はありません。

 

パン作りに慣れてきたら、徐々に道具をそろえていくのも良いかもしれません。

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