日本安全食料料理協会 | 『食』に関わるすべてのひとへ

column

詳しく教えます!切りにくいタルトの上手な切り方について

ケーキを切るのは苦手、という人はいませんか。中でもタルトケーキを切るのは難しくありませんか。

どうしても下までキレイに切れない、タルト生地が割れてしまう、崩れてしまうという悩みはあなただけではありません。

力を入れすぎると、中のクリームがぐちゃぐちゃになることもあります。

そこで、タルトのきれいな切り方を知りたいと思っているあなたに、ご紹介をしましょう。

タルトの切り方に関する悩み

タルトの切り方に関する悩みを持っている人はいませんか。

ホールタルトは、美味しさだけでなく見た目もキレイです。クリスマスや誕生日とホールのタルトを購入したものの、いざカットとなると不安になります。

そんなタルトの切り方に関する悩みには、どんなものがあるのでしょうか。

ホールタルトの切りにくさ

ホールタルトの切りにくさは、器となる生地の固さと、クリームの柔らかさ、具に入っているフルーツの固さのアンバランスです。

そのため、力加減が難しく生地をカットしたままの力で、切っていくと中のフルーツが滑ってしまったり、クリームがぐちゃぐちゃになってしまいます。

生地が切りにくい、崩れた、割れた

まず、タルト生地は固くて切りにくいという難点があります。上手く切れずに、生地が崩れてしまったり、割れてしまうことがあります。器となる生地が割れてしまうと、中も崩れてしまいます。

フルーツなどの具が多くて切り分けにくい

フルーツタルトは、タルトの具にイチゴやベリー、キウイフルーツ、オレンジなどが乗っています。

さらに見た目をきれいに見せるために、全体にナパージュでコーティングされているものもあります。

そのため、具を取り分けるわけにもいかず、ツルツルとして切り分けにくいという悩みがあります。

タルトを綺麗に切るための要素

せっかく見た目がきれいなのですから、切り分けた後も綺麗に見せたいです。

それでは、どうやって切ったら綺麗に切ることができるのでしょう。

綺麗に切るための要素を調べてみました。

包丁

どんな料理でも包丁の切れ味が大切です。切れ味の良い包丁は、野菜や魚だけでなく、ケーキやタルトの切れ味も違ってきます。まずは、しっかりと研いで切れ味を良くしましょう。

できれば、ケーキを切るためのカステラナイフがあると良いですね。

刃の厚み

私たちが家庭で使用する包丁は、三徳包丁といいます。ある程度の力で、どんな食材も綺麗に切ることができるようになっています。

しかし、ケーキを切るためには「牛刀」「スライスナイフ」「カステラナイフ」がおすすめです。スライスナイフは普通の三徳包丁よりも5cmほど長く、刃が薄いのが特徴です。

専用の包丁がない場合は、包丁をしっかりと研いで薄くしておきましょう。

切れ味・温度

包丁は切れ味が悪いと、タルト生地が割れてしまいます。そこで、しっかりと研いで切れ味を確保しましょう。

タルトケーキを切る前に、包丁は熱湯で温めておきます。

タルト

包丁だけでなく、タルトケーキの温度も切りやすさの要素になります。タルトは焼きあがった後に、クリームやフルーツを乗せて、時間がたってしまっています。夏場は室温が高めになりますので、タルトの温度も高くなっています。

温度

タルトは中のクリームが固めの方が切りやすくなります。そのため、タルト全体の温度は、低いほど切りやすくなります。そこで、トッピングが終わったタルトは冷蔵庫で冷やしておきましょう。

購入したタルトも、食べるまで冷蔵庫に入れて冷やしておきましょう。

切り方

包丁運びで、どんな料理も全く見た目が違います。タルトは崩れやすいケーキのため、切り方のポイントも大切な要素です。

包丁の動かし方

まず、タルトを切る時は一息に切るのは避けましょう。まずはフルーツを先に切って、そのあとにタルト生地を切ります。フルーツを切る時は、つぶさないように小刻みに包丁を動かします。

力を入れずに、フルーツの種類によっては軽く引くように切っても大丈夫です。

力の入れ方

中のフルーツが切れてから、タルト生地を切っていきます。

タルト生地は引き切りにせず、押して切るようにします。一気に、上から押し切りしてタルト生地をカットします。ふちは、指で軽く押さえながら切ります。

下の土台になるタルト生地は、包丁の刃先を先に入れて、全体を押し込むようにして切って下さい。

タルトを切る包丁の準備

それでは、タルトを切る前に、包丁の準備をしましょう。

数種の包丁があるなら、スライスナイフ・牛刀・カステラナイフのいずれかを用意します。

準備するもの

ケーキを切る時、包丁をガスコンロであぶってしまう人がいますが、おすすめしません。熱湯で包丁を温めるようにしましょう。

お湯をためる容器(バットなど)

三徳包丁と違い、スライスナイフは刃先が長めです。そのため、少し広めのバットなどを用意し、熱湯を入れて置きます。

包丁を拭くもの

包丁は濡れたままでは切ることができません。そこで、お湯で温めた包丁をしっかりと拭くためのきれいな布巾を用意しておきましょう。

包丁の刃

包丁の刃は薄い方がおすすめです。そこで、専用の包丁が用意できるならスライスナイフ、牛刀を用意します。ない場合は、しっかりと研いで刃を薄めにしておきます。

できるだけ薄いもの

包丁はできるだけ薄いものを用意します。できるだけ、普通の三徳包丁は利用しない方が良いかもしれません。

 <できればカステラナイフ、なければ三徳包丁など普通の包丁>

三徳包丁は、野菜や肉など普通の食材を切るためのものです。そのため、どうしても普通の三徳包丁では、綺麗に切るにはコツが必要です。できればカステラナイフや牛刀を用意すると良いです。

中でもカステラナイフがおすすめです。

タルトの直径よりも刃が長いもの

カステラナイフの良いところは、普通の三徳包丁よりも長めです。三徳包丁は刃が165mmです。

カステラナイフやスライスナイフは225mm~310mmになります。

タルト生地の直径は180mm~210mmのため、カステラナイフやスライスナイフの方が、キレイに土台を切ることができます。

よく研いでおく

包丁は、しっかりと良く研いでおきましょう。できれば砥石を使って、研ぐと良いです。

熱いお湯(80度くらい)を溜めた容器にひたして刃を温める

ケーキを切る時、ガスコンロで熱する人がいますが、それはやめましょう。器に80度くらいの熱湯を入れて、用意をします。

刃に直接お湯をかけてもよい

包丁は器に張ったお湯につけても良いですが、熱湯を刃全体にかけても大丈夫です。

しかし、熱をまんべんなく伝えるためにも、できれば器で温めることをおすすめします。

水分をしっかり拭き取る

お湯で温めた包丁は、そのままでは濡れています。そこで、乾いた布巾やキッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取って置きます。

タルトの上手な切り方

タルトを上手に切る時は、包丁だけでなくタルトの準備も必要です。

購入したタルトケーキでも、一時間くらい冷やしてからの方が切りやすくなります。

タルトは冷やしておくと切りやすい

タルトは、しっかりと冷やしておくとクリームが固めになります。常温ではクリームが柔らかくなるため、そのまま切ってしまうと包丁にぐちゃっとついてしまいます。

できるだけ冷やして固めておくと良いでしょう。

取り外せる飾りなどは取っておき、あとから乗せなおす

イチゴなど、飾りにするフルーツは一度外しておくことをおすすめします。生地とクリームを切ってから、フルーツを乗せ直します。すると、イチゴやベリーが崩れることがありません。

フルーツ→クリーム→タルトの順に切る

フルーツを乗せたまま切る時は、まずフルーツを先に切ります。フルーツをカットし、そのままクリームを切ります。最後に力を入れて押し込むように、タルトを切ります。

包丁の切れ味が重要となる

包丁の切れ味が悪いと、フルーツがぐちゃぐちゃになってしまいます。そのため、切るためにしっかりと研いでおきましょう。

フルーツ

フルーツは、一度に押すように切るとぐちゃぐちゃになってしまいます。そこで、少しずつ包丁を入れていきます。

斜めに包丁を入れる

フルーツを切る時は、斜めに包丁を入れます。斜めに入れた包丁を、そのまま小刻みに動かします。

小刻みにノコギリのように動かす

フルーツは小刻みにノコギリのように動かします。外すことができるフルーツは、先に取り除き、後から乗せると綺麗にトッピングできます。

押し切ろうとせず、刃の重みだけでゆっくり切る

フルーツは押し切ろうとすると、形が崩れてしまいます。やわらかいフルーツは、刃の重みだけで充分にカットできます。

ゆっくりと小さく切っていきましょう。

タルト部分

タルト部分は、押すようにしっかりと切ります。フルーツは、引き切りですがタルト生地は押し切りにします。

タルトに対して包丁は水平に

フルーツは、先を使って小刻みに切りますが、タルト生地は包丁を水平にして切ります。包丁の重さを使って、押していきます。

ゆっくり押し切る

タルト生地を切る時、包丁ではゆっくりと押し切るようにします。急に押すと、生地が崩れてしまうので、ゆっくりと両方の手を使って押し切ります。

特に崩れやすい側面部分

崩れやすい側面は、特に形を崩さないように気を付けましょう。できるだけゆっくりと利き手を使って、もう1つの手を添えて、ゆっくりと押していきます。

 <刃先をまずあてて、押し切る>

刃先をタルトの生地にまずあてて、押し切ります。この時、できるだけ丁寧にゆっくりと押しましょう。

 <指で押さえながら切る>

右利きの人は、右手の包丁を持ちます。そして、左手を添えて指で押すように切ります。

一回刃を入れるごとに包丁を拭いて温めなおす

できるだけ、包丁を拭いて温め直します。そのためにも、熱湯が冷めないよう用意をしておきましょう。

詳しく教えます!切りにくいタルトの上手な切り方についてのまとめ

今までタルトを上手に切れなかった人は、参考になったでしょうか。

タルトを上手に切るためには、包丁や生地の温度や切り方も大切です。

クリスマスや誕生日、記念日の時には美味しいタルトケーキを焼いて、次は失敗しない切り方ができると良いですね。

ぜひ、こちらを参考に上手にタルトケーキを切ってみましょう。

パイに関する記事一覧

お菓子・スイーツの資格

ベジスイーツソムリエ認定試験
ベジスイーツソムリエ認定試験
ベジスイーツに関する基本的な知識、野菜に含まれる栄養素、ベジスイーツで使用する食材、ベジスイーツを作るポイントなどの知識への理解が一定以上であると認められた人に対して認定される資格です。
ベジスイーツ資格詳細を見る
ドライフルーツソムリエ認定試験
ドライフルーツソムリエ認定試験
ドライフルーツに関する栄養素、フィトケミカルに関する正しい知識、ダイエット効果、美容効果、フリーラジカルに対する抗酸化作用効果などあらゆる健康効果に対して知識を有している人を認定する資格です。
ドライフルーツ資格詳細を見る
和菓子ソムリエ認定試験
和菓子ソムリエ認定試験
和菓子ソムリエとは、和菓子に関する種類や道具、分類、材料などのあらゆる知識を有していることを証明する資格です。
和菓子資格詳細を見る
製菓アドバイザー認定試験
製菓アドバイザー認定試験
製菓アドバイザーとして、主に洋菓子に関する知識を有していることを認定されます。
製菓資格詳細を見る
手作りパンソムリエ認定試験
手作りパンソムリエ認定試験
手作りパンソムリエとは、パンの歴史、日本のパン、世界のパン、パンの材料、パンの製法とその分類、パンの作り方や道具などに関する、あらゆる知識を有している方に認定される資格です。
手作りパン資格詳細を見る
チョコレートマイスター認定試験
チョコレートマイスター認定試験
チョコレートの起源や伝来などの歴史、チョコレートの原料、含まれる成分、カカオ豆、チョコレートの種類、テンパリングなどチョコレートに関する基礎知識を十分に身に付けた方へ認定される資格です。
チョコレート資格詳細を見る
カップケーキソムリエ認定試験
カップケーキソムリエ認定試験
カップケーキソムリエとは、カップケーキやマフィンに関する知識、技能を有していることを証明する資格です。
カップケーキ資格詳細を見る
タルトソムリエ認定試験
タルトソムリエ認定試験
タルトソムリエとして、タルトの材料、タルト生地の特徴、タルトの発祥とルーツ、タルトの保存方法などタルトに関する基礎知識を十分に身に付けた方へ認定される資格です。
タルト資格詳細を見る
認定試験一覧