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フランス料理資格4選|晩餐会から家庭料理までの奥深さを理解できる

フランス料理は西洋を代表する料理で、豊富な食材と、さまざまな調味料で作り上げられる洗練された味が魅力です。
世界でも注目度が高く、多くの晩餐会でフランス料理がもてなされています。

そんなフランス料理をもっと楽しみたいという方に、おすすめなのが「フランス料理資格」です。

これらの資格では、フランス料理の知識だけではなくマナーやレシピなど幅広く学ぶことができるので、より美味しくフランス料理をいただくことができるでしょう。
またフランス料理に関する知識は仕事に活かすこともできるため、活躍の場を広げることもできます。

この記事では、フランス料理資格や資格の活かし方、資格取得のための勉強法などをご紹介します。
フランス料理資格についての情報をまとめて確認したい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
フランス料理資格4選|晩餐会から家庭料理までの奥深さを理解できる!?

目次

フランス料理資格とは

フランス料理は、もともとフランスの宮廷料理から発展したもので、奥が深い料理としても知られています。
多くの国の晩餐会でフランス料理がもてなされていることも、格式が高い料理である証拠と言えるでしょう。

またフランス料理は、食事のマナーが多く存在するのも特徴です。
もちろん知識がなくても楽しむことはできますが、フランス料理についての知識やマナーについて知っていると、より奥深さを感じることができるようになります。

フランス料理資格は、奥が深いフランス料理について専門的な知識を有する方が取得できる資格です。
フランス料理の調理技法や食材などの基礎知識から、マナーやレシピにいたるまで、さまざまな知識が必要となります。

フランス料理をもっと楽しみたい方はもちろん、フランス料理に関わる仕事をされている方にも、おすすめの資格といえるでしょう。

フランス料理資格4選|自宅で取得可能

フランス料理資格4選|自宅で取得可能

「フランス料理資格」は、自宅でも取得が可能です。

ここではおすすめの「フランス料理資格」を4つご紹介します。
費用や資格取得までの期間などもご紹介していきますので、興味がある方は参考にしてください。

2-1フレンチソムリエ

フレンチソムリエ詳細
受験資格特になし
受験料1万円(税込)
受験申請インターネットからの申し込み
受験方法在宅受験
合格基準70%以上の正答率
試験日程年6回(偶数月開催)
試験内容● フランスの食器
● フランスの野菜料理
● フランスの肉料理
● フランスのデザート
● ソースとスープのベース
● フランス料理の食材
● フランス料理の料理名 など
参照:日本安全食料料理協会(JSFCA)「フレンチソムリエ認定試験」

「フレンチソムリエ」は、「日本安全食料料理協会(JSFCA)」が主催している、フランス料理に関するさまざまな知識を有していることを証明する資格です。
フランス料理の調理技法や食材、マナーやレシピなど、日常で活用できる知識を学ぶことができます。

そのため日々の生活に活かすだけでなく、キャリアアップにもおすすめの資格です。
試験の難易度としては高くありません。
しかし専用の教材やテキストが市販されていないため、独学で合格するにはフランス料理に関する深い知識が必要です。

フランス料理の基礎から総合的に学べる資格となっています。

2-2フランス料理インストラクター

フランス料理インストラクター詳細
受験資格特になし
受験料1万円(税込)
受験申請インターネットからの申し込み
受験方法在宅受験
合格基準70%以上の正答率
試験日程年6回(偶数月開催)
試験内容● フランス料理の歴史
● フランス料理の特徴
● チーズの種類と食べ方
● コース料理の順番と名称
● フランス料理店の入店・退店マナー
● フランス料理の調理技法
● フランス料理の食事マナー など
参照:日本インストラクター技術協会(JIA)「フランス料理インストラクター」

「フランス料理インストラクター」は、「日本インストラクター技術協会(JIA)」が主催する認定資格です。
主にフランス料理に関する知識と、その知識を取り入れた生活を送る技能があることを証明してくれるものとなります。

取得することで、実生活でもフランス料理のさまざまな知識を取り入れることができるようになるでしょう。

試験の難易度は先にご紹介した「フレンチソムリエ」と同様それほど高くありませんが、こちらも専用の教材やテキストが市販されていません。
独学で合格を目指すには、フランス料理全般の知識を自身でしっかり学ぶことが必要でしょう。

フランス料理の基礎から、より実用的な知識まで学べる資格となっています。

2-3フレンチ薬膳ビューティーアドバイザー

フレンチ薬膳ビューティーアドバイザー詳細
受講資格特になし
オンライン講座+受験料4万1,040円(税込)
受講申請インターネットからの申し込み
受講方法在宅受講
合格基準70%以上の正答率+指定の修了レポートの提出
受講日程指定期間内で在宅受講
受講内容● 薬膳の基礎知識
● 薬膳に効果的な食材
● アンチエイジングに効くレシピ
● 便秘解消に効くレシピ
● ダイエットに効くレシピ など
参照:一般社団法人デザイナーズスキル認証機構ライフスタイルデザインラボ「フレンチ薬膳ビューティーアドバイザー」

「フレンチ薬膳ビューティーアドバイザー」は、「一般社団法人デザイナーズスキル認証機構ライフスタイルデザインラボ」が主催する認定資格です。
アンチエイジングなど身近な悩みを解決する薬膳知識とフレンチ料理知識、その知識を実践できる技能があることを証明する資格です。

薬膳の基礎知識とフランス料理の技術の2つを同時に学べます。
資格取得後は、薬膳フレンチの知識を実生活にも取り入れることができるようになるでしょう。

専用の講座を受講後、認定試験と修了課題に合格すると取得できます。
1ヶ月という短期間で資格が取得できるのも魅力です。

薬膳の知識や効果的な食材、レシピや盛り付けなど総合的に学ぶことができるでしょう。

2-4フレンチ薬膳食学資格・講座

フレンチ薬膳食学資格・講座詳細
受講資格特になし
オンライン講座料金4万1,800円(税込)
受講申請インターネットからの申し込み
受講方法在宅受講
認定試験不要(ただし修了レポートの提出が必要)
受講日程指定期間内で受講+修了レポートの提出
受講内容● 薬膳とは
● 食物の性質
● 五行とは
● フレンチ薬膳基礎理論
● ハーブとスパイス
● 季節からひも解くレシピ など
参照:IFCA国際食学協会「フレンチ薬膳食学資格・講座」

「フレンチ薬膳食学資格・講座」は、「IFCA国際食学協会」が主催する認定資格・講座です。
フレンチ薬膳の基礎知識や、知識を活かした技術があることを証明してくれる資格になります。

薬膳の基礎知識とフランス料理の技術の2つを同時に学べます。
資格取得後は、実生活にフレンチ薬膳の知識を取り入れたり、スキルアップにも活用できるでしょう。

専用の講座を受講後、修了レポートを提出すると「フレンチ薬膳食学コンシェルジュ」の資格が取得できます。
6ヶ月のサポート期間があるため、自分のペースで学びたい方にもおすすめです。

薬膳の知識や効果的な食材、レシピや盛り付けなど総合的に学ぶことができるでしょう。

フランス料理資格を取得する3つのメリット

ここまで、おすすめの「フランス料理資格」をご紹介してきました。
では、フランス料理資格を取得するとどんなメリットがあるでしょうか。

3つのメリットについて詳しく説明していきます。

3-1自宅でもフランス料理を振る舞える

フランス料理を「自宅で気軽に楽しみたい」と考えている方もいらっしゃると思います。
気軽に自宅でフランス料理が楽しめたら、嬉しいですよね。

フランス料理資格では、料理方法や食材、ソースなどについて学ぶため自宅で手軽にフランス料理を振る舞うことが可能です。
料理に合うチーズやワインについても学ぶので、ホームパーティなどコースで振る舞うこともできるでしょう。

またフランス料理資格では、盛り付けなど見た目を美しく見せる技術も学びます。
そのためフランス料理を作るときだけでなく、日々の食事をより美しく美味しそうに見せることもできるようになります。

3-2仕事に活かせる

フランス料理資格で得た知識は、仕事にも活かすことができます。
知識だけではなく技術も身につくため、食品会社や飲食店など「フランス料理の知識」が問われる仕事では、特に重宝されるでしょう。

マナーが重んじられるホテル業界などでも、フランス料理資格で学んだ知識は役立ちます。

さらに料理教室やカルチャースクールで講師活動を行う仕事などでも、フランス料理資格で学んだ知識を活用できます。
SNSやインターネットでフランス料理の知識やマナーなどについて発信しても、喜ばれるでしょう。

3-3フランス料理の専門知識があることを証明できる

フランス料理資格があれば、フランス料理に関する知識があることを客観的に示すことができます。

「フランス料理」の知識があると言っても、どの程度の知識量なのか示せないため、相手が求める知識量と相違が出る可能性もあるでしょう。
資格を取得していると、どの程度の知識を有しているかを証明することができるので、就職活動やキャリアアップの際にもアピールが可能です。

調理方法や食材、ソースやワインなど幅広い知識を有していることが証明できると、SNSやインターネットで発信する際にも信頼を高めることができるのでファンを集めるときにも役立つでしょう。

フランス料理資格が活かせる仕事

「フランス料理資格」は、フランス料理についてのさまざまな知識を有していることを証明する資格になるので、仕事にも役立ちます。
では、どのような仕事に活かすことができるのでしょうか?

資格が活かせる、おすすめの仕事を3つご紹介します。

4-1フランス料理店での料理人やスタッフ

フランス料理資格では知識だけでなく技能も学ぶため、調理関係の仕事でも活躍が可能です。
また接客の際にも、お客様に料理の説明はもちろん、ソースのチョイスや料理に合うワインの説明など、資格で得た知識を活用できます。
そのため、お客様から喜ばれるだけでなく、お店のスタッフからの信頼を得ることもできるでしょう。

料理人やスタッフではなく、自身で飲食店を開業したいと考えている方にも、フランス料理資格は活用できます。
専門知識を活かした食材での料理提供や接客は、ほかの店舗との差別化を図れるでしょう。

4-2講師やアドバイザー

フランス料理資格はカルチャースクールや料理教室などの講師やアドバイザーとして活動する際に活かすこともできます。
「フランス料理のマナーを学びたい」と考えている方に向けたセミナーを開催したり、健康に役立つメニューを紹介する料理教室を開いたりということも可能です。

インターネットやSNSを利用すれば、地域に関係なく多くの人にフランス料理の魅力を伝えることもできるでしょう。

4-3食品業界での企画・販売

食品会社などにお勤めの方は、「フランス料理資格」の知識を活かすことができます。

店舗に並ぶ商品を勧めたり、効果的な使い方などを提案したりする場合には、幅広い知識や専門性が問われます。
そんなときにフランス料理資格で学んだ知識があれば、より効果的にアピールできるでしょう。

また企画を立案する際でも、専門的な知識があれば有利になります。

フランス料理資格の学び方

フランス料理資格は、難易度の高い資格ではありません。
しかし資格取得には勉強が必須です。

ここではどうやって勉強すればよいか分からないという方のために、2つの勉強方法をご紹介します。

5-1テキストで独学する

1つめは本やテキストを購入し、独学で勉強する方法です。

通信講座を利用する場合に比べて、受講料などのコストがかからないことが大きなメリットです。
また自身のペースで学べるので、忙しい方でも空いた時間に進めていくことができます。

ただし効率良く学ぶのが難しいことや、分からない問題も自身で解決する必要があるため、挫折しやすいのがデメリットです。
資格取得につながる専門的な知識の習得というよりは、日常に活用できる知識を学ぶためと考えたほうがよいでしょう。

5-2通信講座を受講する

フランス料理資格の「フレンチソムリエ」と「フランス料理インストラクター」は、通信講座を活用して学習するのがおすすめです。
資格取得に向けて作られた専用教材で効率的に学べるため、短期間で取得が目指せます。

さまざまな通信講座がありますが、「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」がおすすめです。

どちらの通信講座も「フレンチソムリエ」と「フランス料理インストラクター」の2つの資格を同時に取得できます。
2つの通信講座の詳細は、下記のとおりです。

フレンチソムリエ W資格取得講座
 基本講座スペシャル講座
受講期間6ヶ月(最短2ヶ月)6ヶ月(最短2ヶ月)
受講料5万9,800円(分割可)7万9,800円(分割可)
添削回数5回5回+卒業課題1回
資格試験免除
講座内容受講証・受講マニュアル・完全攻略テキスト2冊
練習問題集/解答用紙・練習問題解答集
模擬試験/解答用紙・模擬試験解答集
添削課題/提出用解答用紙・質問用紙・封筒
受講証・受講マニュアル・完全攻略テキスト2冊
練習問題集/解答用紙・練習問題解答集
模擬試験/解答用紙・模擬試験解答集
添削課題/提出用解答用紙・質問用紙・封筒

フレンチソムリエ&フランス料理インストラクター
卒業試験
(提出で資格認定)
参照:諒設計アーキテクトラーニング【フレンチソムリエ W資格取得講座】
フランス料理資格取得講座
 基本コースプラチナコース
受講期間6ヶ月(最短2ヶ月)6ヶ月(最短2ヶ月)
受講料5万9,800円7万9,800円
添削回数5回5回+卒業課題1回
資格試験免除
講座内容ガイドブック・受講証・受講カード
学習テキスト01・02
練習問題集/解答・模擬試験/解答
添削課題(5回)・質問用紙・封筒
ガイドブック・受講証・受講カード
学習テキスト01・02
練習問題集/解答・模擬試験/解答
添削課題(5回)・質問用紙・封筒
卒業課題
参照:SARAスクールジャパン【フランス料理資格取得講座】

短期間で効率よく資格を取得したい方は、ぜひ上記の通信講座を活用してみてください。

まとめ

世界3大料理の一つにも数えられる「フランス料理資格」についてご紹介してきました。
「格式高い」や「マナーが厳格」などのイメージがあるフランス料理ですが、知識があるとより楽しみながら美味しくいただくことができるでしょう。

フランス料理資格があれば、自身や家族との日々の食事もレベルアップできるほか、さまざまな業種でのキャリアアップ、開業も目指せます。
またフランス料理について関心がある人も多いので、フランス料理の情報を発信しても喜ばれるでしょう。

通信講座であれば自宅で学べ、自分のペースで進めることができるため、忙しい方でも取得することができます。
ご自身や身近な人にだけではなく、仕事で活かすこともできる資格になるので、興味のある方は、ぜひ一度資格について調べてみてはいかがでしょうか。

専門料理の資格

和食ソムリエ®資格認定試験
和食ソムリエとして基本的な和食の知識・技術・技能を有していることを認定されます。
和食ソムリエ®資格詳細を見る
洋食ソムリエ®資格認定試験
日本の洋食の歴史、洋食で使用する道具、調味料、食品、洋食のマナーなどの基礎知識から洋食のソースの作り方、レシピなど実践的な知識を身に付けている方へ認定される資格です。
洋食ソムリエ®資格詳細を見る
インド料理ソムリエ®資格認定試験
インド料理ソムリエとして、インド料理の作り方やインド料理に使われる材料の種類、インド料理の代表的なスパイスの種類などに関する知識を有していることが証明されます。
インド料理ソムリエ®資格詳細を見る
イタリア料理ソムリエ®資格認定試験
イタリア料理ソムリエとは、イタリアンに関する様々な知識を有していることを認定する資格です。
イタリア料理ソムリエ®資格詳細を見る
エスニック料理ソムリエ®資格認定試験
エスニック料理ソムリエとして、エスニック料理の各地域の気候と風土、宗教や文化、食文化、食材に関する知識を有していることが証明されます。
エスニック料理ソムリエ®資格詳細を見る
フレンチソムリエ資格認定試験
フレンチソムリエとして、フランス料理の調理技法や基礎知識、食材、レシピに関する知識を有していることが証明されます。
フレンチソムリエ資格詳細を見る
中華料理ソムリエ®資格認定試験
中華料理の歴史、四大中華料理とは、中華鍋や中華土鍋、中華包丁、せいろなど中華料理で使われている道具、食べる際の基本的なマナー、中華料理と美容の関係などを十分理解している方に認定される資格です。
中華料理ソムリエ®資格詳細を見る
認定試験一覧