日本安全食料料理協会 | 『食』に関わるすべてのひとへ

漢方コーディネーター®資格認定試験

試験日程
次回の試験は
2024年12月20日〜25日
受験申し込み期間 2024年11月1日〜30日
漢方コーディネーター®資格認定試験
漢方コーディネーター®資格認定試験
漢方資格の漢方コーディネーターは、漢方の基本知識から漢方薬の選び方、調合、効果的な使い方に至るまでの専門知識と技能を証明する資格です。顧客の健康状態に合わせた漢方薬の選定やアドバイスの知識が求められます。この資格を取得することで、漢方の専門家としての知識と技能を深めることができます。資格取得後は、漢方関連企業での活躍が期待され、漢方店での相談業務や、漢方に関する講演やセミナーの講師としても活動できます。

漢方コーディネーター®資格認定試験

資格検定試験
資格検定試験の目的 漢方・漢方薬に対する基本的な知識、漢方独自の診断方法や養生などへの理解が一定以上あると認められた人に対して認定される資格です。試験では漢方の基礎知識、気・血・水、養生と四季、漢方の歴史、五臓六腑、漢方薬の特徴、漢方の思想、漢方の診断方法、漢方薬の使い方などが問われます。
合格時に付与する称号 漢方コーディネーター
試験内容

資格試験では以下のような知識が問われます。

  • 漢方とは
  • 「対症療法」と「原因療法」
  • 西洋医学と東洋医学の違い
  • 漢方とハーブの共通点、相違点
  • 漢方の歴史
  • 養生と四季
  • 漢方薬の特徴
  • 漢方薬の使い方
  • 漢方薬名と証と適応症状
試験概要
試験詳細

試験開催の詳細は下記の通りです。

受験資格特になし
受験料10,000円(消費税込み)
受験申請インターネットからの申込み
受験方法在宅受験
合格基準70%以上の評価
試験日程以下参照
試験概要

試験日程

試験期間中に解答し、提出期限までに返却用の封筒で解答用紙をお送りください。
2024年12月実施試験
2024年12月20日〜25日
2024年12月30日必着
受験申込期間2024年11月1日〜30日
受験票
試験問題
解答用紙発送日
随時
合否発表日2025年1月20日
2025年2月実施試験
2025年2月20日〜25日
2025年2月28日必着
受験申込期間2025年1月1日〜31日
受験票
試験問題
解答用紙発送日
随時
合否発表日2025年3月20日
以降の試験日程
2025年4月実施試験
2025年4月20日〜25日
2025年4月30日必着
受験申込期間2025年3月1日〜31日
受験票
試験問題
解答用紙発送日
随時
合否発表日2025年5月20日
2025年6月実施試験
2025年6月20日〜25日
2025年6月30日必着
受験申込期間2025年5月1日〜31日
受験票
試験問題
解答用紙発送日
随時
合否発表日2025年7月20日
2025年8月実施試験
2025年8月20日〜25日
2025年8月30日必着
受験申込期間2025年7月1日〜31日
受験票
試験問題
解答用紙発送日
随時
合否発表日2025年9月20日
2025年10月実施試験
2025年10月20日〜25日
2025年10月30日必着
受験申込期間2025年9月1日〜30日
受験票
試験問題
解答用紙発送日
随時
合否発表日2025年11月20日
 

漢方とは

漢方薬は身体を温める、利尿を促して体温を下げるといったような人体に対して何かしらの作用を起こす植物を複数ブレンドして病気や不調に対して優れた効果を発揮するように調合された薬のことです。市販薬としても広く出回っており例えば有名な葛根湯も漢方薬の一種です。
漢方と言えば中国のものというイメージがありますが、正確には古来から中国で培われた中医学と呼ばれる伝統医学が日本で独自の進化を遂げたのが私たちが普段見知っている漢方薬です。日本式の漢方薬は本場のものよりも効果が高く優れているとされ旅行者の中国人がわざわざ日本の漢方薬を買い求めるといった逆転現象まで起こっています。
漢方薬にはさまざまな効能を示すものがあり、これらの漢方を患者の症状や体質に合わせて処方することで治療したり病気になるのを予防します。この診断には中医学の理論に則って患者ごとに必要な漢方を見極める知識やさまざまな患者を診て培った熟練の経験が必要です。
中国では漢方医学は医療のひとつとして浸透しており、中医学の医者『中医師』という職業が存在しています。しかし日本においては基本的に西洋医学のみで漢方専門の医師免許はありません。日本では漢方は認知度はあるもののまだまだ医療行為としては認めれてはいないのが現状です。

 

漢方の種類

風邪の初期症状に効果的な『葛根湯(カッコントウ)』や食欲不振に効果のある『六君子湯(リックンシトウ)』や胃腸炎や下痢の改善に用いられる『柴苓湯(サイレイトウ)』などの『湯』の字がつくものはお湯に煎じて飲む薬という意味を表します。
胸焼けに効果のある『安中散(アンチュウサン)』や、下痢、めまい、頭痛に効果のある『五苓散(ゴレイサン)』や産後の不調を改善する『当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)』など『散』の字がつくものは粉末にして服用するものを表します。
やけど、しもやけに用いる『紫雲膏(シウンコウ)』や切り傷や虫刺されに用いる『神仙太乙膏(シンセンタイツコウ)』などの『膏』がつくものは塗り薬を意味します。頻尿や冷えからくる痛みを改善する『八味地黄丸(ハチミジオウガン)』や便通をよくして排泄を助ける『麻子仁丸(マシニンガン)』など『丸』の字がつくものは丸薬を表します。このように漢方薬と呼ばれるものには飲み薬や塗り薬など種類によってどのような形態の薬かを判別できる固有の名前がつけられています。ちなみにお正月に飲む長寿を願う縁起物のお酒である『お屠蘇(とそ)』にも『屠蘇延命散(トソエンメイサン)』と呼ばれる漢方が含まれています。

漢方の資格の関連職業!

漢方コーディネーター®
漢方コーディネーター

漢方の正しい使い方や魅力を伝え、その効果を最大に引き出すことをサポートするのが、漢方コーディネーター®という職業です。
仕事のなかでは漢方の種類やそれぞれの効能を知ることはもちろん、その人個人のためになる漢方をおすすめするスキルが必要となります。
そのため何故漢方がこれだけ多くの場所で親しまれているのかを解説できるほど詳しい人が、漢方コーディネーター®として働いていくことができるでしょう。
漢方は薬のように直接的な影響を与えるというわけではなく、体の免疫力を高めることで体調不良に立ち向かうという性質があります。
そのため服用方法や種類選びを間違えると、なかなか期待通りの効果を得ることができないのです。
漢方コーディネーター®は専門知識によってそういった間違いを防ぐことが求められるので、専門の資格を取得していると就職を有利に運べるでしょう。

漢方コーディネーター®の仕事内容

漢方コーディネーター®は漢方の知識の提供と、適切な処方のアドバイスが主な仕事となります。
相手がどんな症状に悩んでいるのか、どういった効果を漢方から得たいのかを知ることが、仕事を完遂するコツとなるでしょう。
漢方は動物・植物・鉱物といった生薬の組み合わせがポイントとなるため、繊細かつ明確な目的に合わせた調合が必要となるのです。
処方する相手と積極的にコミュニケーションを取り、必要とされるであろう漢方をしぼっていくこともまた、大切な仕事になっていくでしょう。
世の中には「原因不明」の症状を持つ人も多く、慢性的な冷えやだるさに悩まされていることも珍しくはありません。
漢方はそういった症状を改善するきっかけにもなり得るので、今後も漢方コーディネーター®の仕事は重要とされていくでしょう。

漢方コーディネーター®資格取得

薬剤師
薬剤師

薬の調合や製造を行い、患者への供給を任される薬剤師の仕事も、漢方のスキルが役立つ仕事となっています。
最近はドラッグストアでも多くの漢方が取り扱われているため、専門知識を持つのならいくつもの職場で活躍することができるでしょう。
薬剤師の仕事のなかでは、西洋医学の視点から見た処方だけではなく、漢方のような別の方法によるアプローチが必要になることも多いです。
より良い薬剤師として働くためには、今後漢方に関する知識を高めていくことも欠かせなくなるかもしれません。
そういった時代に備えて関連資格の取得を目指しておけば、将来の就職をスムーズにすることもできるでしょう。

薬剤師の仕事内容

薬剤師の主な仕事は、医師の処方箋に合わせた薬を調剤し、患者に提供することです。
薬に関する知識や技術が必要なことは当然ながら、服用の方法や病気との付き合い方などをアドバイスする能力が仕事には求められるでしょう。
またドラッグストアといった店舗に就職する場合は、薬の管理や調合の他にもさまざまな雑務を行うことがあります。
デスクワークもあれば店頭での応対なども仕事になり、そのなかでは柔軟に動かなければならないため、あらゆる事態に備えておくことが必要でしょう。
薬を直接患者の手に渡す仕事となるので、薬剤師の責任は自然と大きなものとなります。
しかし同時に多くの触れ合いやコミュニケーションを実感できる仕事内容となるため、そのスタイルに向いているのであれば薬剤師という業務を心から楽しむことも可能でしょう。

薬剤師資格取得

薬剤師資格取得は、平均して高い水準にあるとされています。
専門の知識と資格を持って働くことができるのなら、その努力に応じた給与を手にすることができるでしょう。
一方で常に勉強と精進が必要な仕事となるので、努力し続けるバイタリティが求められることは自覚しておいてください。

病院・クリニック
病院・クリニック

病院やクリニックといった職場への就職も、漢方の知識が活かされることになります。
薬や医学の知識と合わせて漢方の魅力を伝えることができれば、優秀なスタッフとして働くことができるでしょう。
特に漢方に力を入れている職場であれば、専門知識を持つ人材として重宝されることもあり得ます。
取得している資格が就職時に目を引くことになる可能性もあるので、将来病院やクリニックでの勤務を考えているのなら漢方の資格勉強も続けておきましょう。
自身で健康を管理するセルフメディケーションという考えが広がっている昨今、漢方の存在はより大きなものとなりつつあります。
病院やクリニックで働く人もまたそういった流れに合わせて、需要のある漢方の知識を身につけていくことは求められていくでしょう。

病院・クリニックの仕事内容

病院・クリニックでは常に多くのスタッフが働いているため、仕事内容はその職場ごとに変わっていくのが通常です。
大きく分けるとすれば患者への対応、医師の補助、備品の管理、薬の処方などが、院内で行われる仕事となっていくでしょう。
いずれにせよきちんと自分の責務が果たせるように、事前の準備を欠かさないようにしておくことがおすすめです。
薬剤師であるのか、看護師であるのかといった立場で労働内容が全然変わってくるため、自分が何のために雇われたのかをはっきりと理解しておくことが必要となります。
自分の業務範囲ではない雑務を押し付けられないようにするためにも、任される仕事内容には細心の注意を払っておくといいでしょう。

病院・クリニック資格取得

病院・クリニック資格取得は、自分の立ち位置や労働条件によって変わります。
資格や実績があるだけ給料には良い影響が出てくるため、目に見えてアピールできるような努力を積んでいくといいでしょう。
病院もクリニックもその土地や環境によって労働内容が違ってくるので、まずは求人情報にきちんと目を通すのがおすすめされます。

生薬研究職
生薬研究職

薬・漢方の研究や開発を使命とする生薬研究職に就くのなら、漢方の知識や資格が就職時に有利に働きます。
商品開発や研究事業の現場で漢方の知識を活かせれば、特別な役職を持つスタッフにもなれるでしょう。
生薬研究職の仕事は漢方の魅力を広めて、一般的な存在とするために働くことにもなるため、将来的にはさらに広い範囲が職場になる可能性もあります。
既存の漢方を販売するだけでなく、もっと良い商品の開発に興味があるのなら、この機に生薬研究職という職業をチェックしてみるのがおすすめです。
特に漢方に特化した製薬会社への就職が見込まれ、そこで働いた実績はさらに別の製薬会社や病院といった場所で評価されます。
生薬研究職の仕事経験は重要な実績として見られることもあるため、未来を考えるのなら専門資格を取得して就職につなげてみましょう。

生薬研究職の仕事内容

新しい漢方の開発や研究、その他品質管理や分析業務といった作業が、生薬研究職の仕事内容となります。
店頭に置かれるような商品を作ることが目標とされるので、将来自分の携わった漢方薬が人気商品として広まっていくこともあるでしょう。
研究開発や設計だけでなく、商品のマーケティングも担うこともあるため、ときには巨大なプロジェクトのなかで働く可能性もあります。
やりがいのある仕事を求めるのなら、生薬研究職という選択は魅力的なものとなるでしょう。
既に販売されている商品の改良なども仕事になるので、漢方に関する能力が成果を引き寄せることになります。
積極的に勉強を重ねて、漢方業界を盛り上げていくことを目指してみましょう。

生薬研究職資格取得

生薬研究職資格取得は、多くの研究職とそう変わらない位置づけとなっています。
一方で特別に漢方に詳しい経歴や資格を持つのなら、その分が給与にプラスされる可能性はあるでしょう。
就職の段階で漢方の知識や熱意をアピールして、役立つ人材であることを表明していくのがおすすめです。
大きな仕事を任されるほどに信頼されることができれば、給料もまたそれに応じてアップすることになるでしょう。

おすすめコラム

今後も需要が増える漢方の資格

漢方コーディネーター®のような資格は、今後さらに需要が高まっていくと予想されています。
薬ではカバーできない領域をサポートする漢方は、その使い方や魅力が認知されていくことで、これまで以上に身近なものとなっていくでしょう。
ときには漢方に詳しいということが、新しい事業を見つける手助けになるかもしれません。
確かな知識を持てれば漢方を軸にして働いていくこともできるので、資格取得を通して人生プランを練ってみるのもおすすめです。
漢方は既に多くの場所で販売・流通が行われていますが、その人の症状に合ったものをピンポイントで提供するためには、やはり中医学などの専門知識を持った人が不可欠となります。
そういった需要に応えるべく、漢方コーディネーター®をはじめとした関連資格の取得は、よりいっそう活性化していくことになるでしょう。

受験生の声

受験生の体験談ピックアップ!

  • 以前から悩んでいた症状に漢方薬が効いたことから、漢方薬に興味を持つようになりました。普通の市販薬に比べて漢方薬の情報というのは少なく、漢方コーディネーターの資格取得を通じて、漢方薬への理解が深まりました。漢方薬の良さを実感したと同時に、もっと漢方薬の良さを広めていきたいと思いました。資格を活かして、漢方薬について情報発信していきたいです。
  • 漢方について知る前は、もっともっと複雑なものかなって思っていたのですが知識が付けばその奥底をさらに知ることができます。これはすごいですよ!

よくあるお問い合わせFAQ

漢方コーディネーター®資格のテキストの販売はしていますか?
当協会は漢方コーディネーター®資格試験を実施しており、テキストの販売は行っておりません。
漢方コーディネーター®資格の試験を考えていますが、資料などありますか?
資料はご用意がございません。漢方コーディネーター®資格の試験概要をご確認ください。
認定カードと認定証は有料ですか?
はい、各5,500円にて発行しております。詳細は資格認定制度をご参照ください。
動画でわかる!
漢方コーディネーター®資格認定試験

健康食・食育の資格

酒粕・糀マイスター資格認定試験
酒粕・糀マイスターとは、酒粕や糀に関する様々な知識を有していることを証明する資格です。
酒粕・糀マイスター資格詳細を見る
介護食マイスター®資格認定試験
介護食マイスターとして、介護食についての基本的な知識を有していることが認定される資格です。
介護食マイスター®資格詳細を見る
雑穀ソムリエ®資格認定試験
雑穀のダイエット効果、雑穀を楽しむ方法などの知識を有することが証明されます。資格取得後は、雑穀ソムリエとして活躍することができます。
雑穀ソムリエ®資格詳細を見る
薬膳調整師®資格認定試験
薬膳の基礎知識、薬膳に対する一定以上の理解、漢方的な観点から見た各種食材の効能などの知識を有する人に対し与えられる資格です。
薬膳調整師®資格詳細を見る
漢方コーディネーター®資格認定試験
漢方・漢方薬に対する基本的な知識、漢方独自の診断方法や養生などへの理解が一定以上あると認められた人に対して認定される資格です。
漢方コーディネーター®資格詳細を見る
食育健康アドバイザー®資格認定試験
食育健康アドバイザーとして、食育の基本的な知識を有していることを認定されます。
食育健康アドバイザー®資格詳細を見る
幼児食マイスター®資格認定試験
子どもの成長に合わせて栄養バランスを考えた献立を作ることができる知識や離乳食から幼児食に変える時期、幼児食に向く食材・不向きな食材など幼児食に関する知識を有する人に対し与えられる資格です。
幼児食マイスター®資格詳細を見る
スーパーフードアドバイザー資格試験
スーパーフードアドバイザーはスーパーフードが具体的にはどのような食品や種類があるのか把握し、それぞれの食品がどのような健康効果や美容効果があるのかを理解された方に認定される資格です。
スーパーフードアドバイザー資格試験詳細を見る
発酵食品マイスター資格認定試験
発酵食品マイスターとは、発酵食品に関する幅広い知識を有していることを証明する資格です。
発酵食品マイスター資格詳細を見る
乾物ソムリエ資格認定試験
乾物ソムリエとして、乾物についての基本的な知識を有していることが認定される資格です。
乾物ソムリエ資格詳細を見る

資格を探す

認定試験一覧