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日本茶セレクター®資格認定試験

試験日程
次回の試験は
2024年12月20日〜25日
受験申し込み期間 2024年11月1日〜30日
日本茶セレクター®資格認定試験
日本茶セレクター®資格認定試験
日本茶資格の日本茶セレクターは、日本茶の種類や製造過程、淹れ方、文化的背景など、専門的な知識と技能を証明する資格です。日本各地の茶産地それぞれの特長を活かした淹れ方や提供方法の知識が求められます。この資格を取得することで、日本茶の専門家としての知識の証明をすることができます。資格取得後は、茶道具店や茶室での顧客対応、日本茶関連企業での商品開発やマーケティングに携わることができます。また、日本茶に関する講演やセミナーの開催、さらには日本茶の普及活動など、幅広い分野での活躍が期待されます。

日本茶セレクター®資格認定試験

資格検定試験
資格検定試験の目的 日本茶セレクター®として、日本茶の基礎的な知識を有していることを認定されます。
例えば、日本茶の歴史、日本茶の茶葉の知識、日本茶の栽培や収穫方法、茶摘みの時期と一番茶(新茶)や二番茶などの種類、例えば、走り新茶・初摘み新茶・八十八夜新茶などの知識を有していることが証明されます。また、日本茶の製法や日本茶の値段の相場・良質なお茶の見分け方、お茶の値段を決める基準、良いお茶を見分けるためのコツ、日本茶の淹れ方の基本・注意点、日本茶を淹れるのに適した水質や蒸らす時間といった知識を有していることも証明されます。
資格取得後は、日本茶セレクター®として活躍でき、自宅やカルチャースクールなどで講師活動ができます。
合格時に付与する称号 日本茶セレクター®
試験内容

資格試験では以下のような知識が問われます。

  • 茶道具紹介(その他の備品)
  • 茶碗の種類・選び方
  • 茶道具の正しい手入れ方法
  • 茶葉の歴史
  • 茶器の歴史
  • 日本茶と仏教との関係
試験概要
試験詳細

試験開催の詳細は下記の通りです。

受験資格特になし
受験料10,000円(消費税込み)
受験申請インターネットからの申込み
受験方法在宅受験
合格基準70%以上の評価
試験日程以下参照
試験概要

試験日程

試験期間中に解答し、提出期限までに返却用の封筒で解答用紙をお送りください。
2024年10月実施試験
2024年10月20日〜25日
2024年10月30日必着
受験申込期間2024年9月1日〜30日
受験票
試験問題
解答用紙発送日
随時
合否発表日2024年11月20日
2024年12月実施試験
2024年12月20日〜25日
2024年12月30日必着
受験申込期間2024年11月1日〜30日
受験票
試験問題
解答用紙発送日
随時
合否発表日2025年1月20日
 

日本茶とは

日本茶とは日本で伝統的に飲まれている飲料で多くは緑茶のことを指します。『緑』茶という名称から分かるように緑色で、独特の渋みがあるのが特徴です。原料はチャの木と呼ばれる中国原産の植物の葉を用います。また、チャの木には中国原産以外にインドのアッサム地方原産のものがあり、こちらは主に紅茶の原料として用いられています。原産地が指定されるのはこれらの茶葉がそれぞれのお茶を生産する上で適した性質を持っているからです。一般的には日本茶と紅茶は別の物として区別されますが、元をたどれば同じものであると言えるのではないでしょうか。日本茶の製法としては摘み取ったチャの葉を蒸したのち乾燥させて作られます。この茶葉を蒸すという工程は日本茶独自のもので紅茶などの他のお茶にはありません。蒸すことで茶葉の発酵が止まるのですが、一方、紅茶は完全に茶葉を発酵させて作られます。発酵する事によって茶葉本来の緑色からあの鮮やかな茶色へと変化するのです。逆に緑茶の場合は茶葉本来の色が色濃く残っています。日本茶は冷・温のどちらの状態でも飲む事が出来ますが本来は温かい状態で飲むものでした。冷たいものが普及した理由としては、本来急須に湯を注いで作るものであった日本茶をペットボトルや缶飲料で手軽に飲めるようになったからです。まんじゅう、どら焼き、団子などの和菓子とも相性が良く、定番の組み合わせとして親しまれており、和菓子と組み合わせる場合は本来の飲み方である温かいお茶で提供されるのがほとんどです。

 

日本茶の仕事

日本茶の仕事としては、おおまかに『製造販売する仕事』と『提供する仕事』に分かれます。製造の仕事としては茶葉を育成する農家の仕事と、茶葉へ加工する工場での仕事が挙げられます。農地の質はある程度は厳選したり管理する事は可能ですが、天候などの自然物は管理できない上にその年ごとにまるで変わってくるので、熟練した経験を持って気候に合わせた育成を行い良い茶葉に仕上がるように努めます。製造工場では収穫された茶葉から更に上質なものを厳選して製品へと加工します。現代の茶葉製造ではほとんどの工程が機械によってオートメーション化されていますが、目視による品質管理など重要な部分は人の手によって管理されます。こうした過程を経てお店や私たちのもとへ届けられます。
お茶専門店では茶葉を販売するのが基本ですが、それに加えて抹茶アイスや抹茶ジュースを販売するお店もあります。これは茶葉を購入する機会の乏しい若者にアピールしたり、喫茶店のような感覚で気軽に立ち寄ることができるというような効果があります。茶葉ではなく、ペットボトルや缶に詰め飲料水として販売したり、お茶の味や香りを取り入れた菓子などを販売することもお茶に携わる仕事として挙げられるでしょう。

日本茶セレクター®の資格の関連職業!

日本茶セレクター®
日本茶セレクター®

普段から日本茶を嗜み、その味の魅力や知識に詳しい人は日本茶セレクター®として働いていくことができます。
日本茶とは緑茶をはじめとした植物の葉っぱを用いたよくある飲み物ですが、そこには奥深い歴史と知識があるのです。
そういったことを理解できていれば、より日本茶の良さを引き出しながら楽しむことができるでしょう。
日本茶は日常的に飲まれているものだからこそ、美味しく飲むスキルに需要があります。
日本茶セレクター®はそういった需要に応えることができる、貴重な仕事のひとつだといえるでしょう。
興味のある人たちに日本茶の魅力を伝えたいと思えるのなら、関連資格を取得して日本茶セレクター®への就職を目指してみるのがおすすめです。
日本茶の専門家として認められれば、就職後も充実した活動を行えるでしょう。

日本茶セレクター®の仕事内容

日本茶セレクター®の仕事は幅広く、日本茶に関係する内容であれば何でもする心構えが必要です。
例えば日本茶の楽しみ方をレクチャーしたり、日本茶の販売や製造を行ったりすることが、日本茶セレクター®に求められる仕事となるでしょう。
当然活躍できる職場も広範囲となり、飲料メーカーやカルチャースクール、その他日本茶の専門店などが就職の候補に挙げられます。
モチベーションを高めるためにも自分が心から働きたい場所を選んで、日本茶の知識を披露できるような仕事をしていきましょう。
日本茶セレクター®は日本茶の専門家であるため、多くの人や企業にアドバイスをすることが仕事にもなります。
いつでも最新の日本茶情報を提供できるように、資格取得後も勉強は欠かさないようにしておきましょう。
有益な情報提供ができれば、日本茶セレクター®としての仕事をさらに増やすことも可能です。

日本茶セレクター®資格取得

緑茶インストラクター
緑茶インストラクター

国内でトップクラスの消費量を誇る緑茶の知識は、緑茶インストラクターとして働くきっかけになります。
緑茶が持つ独特の効果に興味があるのなら、資格取得後は緑茶インストラクターへの就職を考えてみましょう。
現在一般的に流通している緑茶は、常飲することでさまざまなメリットを得ることができます。
特に健康や美容には効果があるので、多くの人の人生にプラスを与えることができるでしょう。
しかし緑茶の効果をスムーズに獲得するには、専門知識や関連スキルが必要となります。
緑茶インストラクターはそういった必要な知識・技術を提供する、大切な仕事になるでしょう。
関連する資格があれば持っている知識の説得力が高まるので、その分就職を有利に運ぶこともできます。
緑茶インストラクターを目指すのなら、資格の勉強は早めに始めていきましょう。

緑茶インストラクターの仕事内容

緑茶の知識や楽しむための技術を伝えるのが、緑茶インストラクターの仕事です。
料理の専門学校やスクールなどを職場にして、緑茶のスキルを多くの人に伝授していきましょう。
緑茶に含まれるカテキンの効果やその活かし方、カフェインによるメリットなどは、本格的な勉強をしなければ知ることはできません。
緑茶インストラクターはそういった本格的な知識を提供することで、緑茶への理解者を増やすことが仕事の目的となるでしょう。
適切な量や淹れ方をマスターできれば、緑茶の効果はさらに高まります。
緑茶の本当の魅力を引き出すことにはたくさんの利点があるため、緑茶インストラクターの仕事は今後も増えることでしょう。

緑茶インストラクター資格取得

日本茶・製茶販売
日本茶・製茶販売

日本茶や製茶した飲料を販売する仕事に就くときも、日本茶関連の資格は役立ちます。
販売員として、もしくは商品開発に関連する従業員として働く場合は、資格の取得をきっかけに就職先を決めてみましょう。
購入するお客様の目線から見れば、より日本茶に詳しい人に売ってもらう方が、安心して商品を手にすることができます。
そういった需要に応えるためにも、日本茶・製茶販売の仕事をするのならしっかりとした知識を獲得しておきましょう。
日本茶も製茶も今多くの企業が注目していて、新しい商品がどんどん販売されています。
さらに海外も日本茶への関心を高めているので、日本茶・製茶販売の仕事は将来性の高い仕事だといえるでしょう。

日本茶・製茶販売の仕事内容

日本茶・製茶販売の仕事は、その名が示す通り日本茶などをお客様に販売するのがメインとなります。
人気商品はもちろんニッチな魅力を持つ商品も、平等に取り扱っていくのがポイントです。
基本的には接客事業全体も仕事に含まれるため、お客様への対応は毎日の必須業務となります。
その他にも商品の補充や店内の清掃、POPの張替えなどさまざまな作業をこなすことが求められるのです。
日本茶や製茶した飲み物はどんどん改良が行われているため、常に新しいアイテムがお店に追加されていきます。
そういった新商品の知識を的確に吸収していくことも、良い日本茶・製茶販売になるには必要な条件となるでしょう。

日本茶・製茶販売資格取得

日本茶・製茶販売の仕事では、基本的な給料があらかじめ決められています。
就職前にチェックして、自分の求める水準であるか確認しておきましょう。
日本茶のプロであることが資格などからわかれば、給料へ反映される可能性はあります。
有資格者であることはきちんとアピールして、より良い就職へとつなげていきましょう。

茶道教室の先生
茶道教室の先生

緑茶や抹茶を取り扱う茶道教室の先生も、日本茶の資格が活かされる職業です。
美味しく緑茶を堪能するための知識を学んでおけば、先生としての立場を確立させることができるでしょう。
茶道は和の風情を楽しめる本格的なジャンルとして、さまざまな年齢層に親しまれています。
そのため専門の教室は盛況で、スキルを持った先生の求人も多くなっているのです。
茶道の心得があり、なおかつそれを誰かに教えることに興味があるのなら、茶道教室の先生として働いてみることがおすすめできます。
外国人観光客が日本文化を味わう際に茶道体験をすることも多いので、先生の仕事は今後さらに増えることでしょう。
日本茶を含めた日本という国を発信していくことになるため、グローバルな仕事をしたいのなら関連資格の取得から始めてみてください。

茶道教室の先生の仕事内容

稽古や茶会の中心となって働くのが、茶道教室の先生の仕事内容となります。
生徒に茶道の基本を授業形式で教えるだけでなく、それぞれの道具の使い方や言葉の意味を実践のなかで示していくのが、仕事のスタイルとなるでしょう。
茶道具の準備と片付け、お菓子やお花の手配、その他あらゆる雑務も仕事となってきます。
テキパキと動き続けることが、茶道教室の先生として働く際のコツとなっていくでしょう。
茶道教室の運営には多くの人員が必要になるので、そういった人たちとのコミュニケーションも求められます。
良好な関係を築くことは素敵な教室を作る第一歩となるため、先生になるのなら周囲の人間関係に気を配っていきましょう。
コミュニケーションを仕事のひとつとして認識できれば、魅力的な茶道教室を開催することも可能です。

茶道教室の先生資格取得

茶道教室の先生資格取得は、その規模によって変わります。
どれくらいの仕事があるのかをチェックして、スケジュールを計画するようにしましょう。
人気の茶道教室の先生になれれば、その分給料にも期待できます。
日本茶のスキルなどを学び続けて、教室を盛り上げられるように準備をしていきましょう。

おすすめコラム

今後も需要が増える日本茶セレクター®の資格

日本茶は私たちの生活に深く馴染んでいますが、その効果をもっと引き出していくためには専門のスキルが必要です。
そのため今後も日本茶セレクター®は、高い需要を持つ資格として広まっていくでしょう。
日本茶の知識が役立つ職業に就くとき、日本茶セレクター®の資格を持っていれば、専門家であることをアピールできます。
それは仕事での立場や給料にも影響してくるので、今から取得のための勉強をしていくといいでしょう。
日本茶がどれほどのメリットを毎日に与えてくれるのか、知らない人はまだまだいます。
だからこそ日本茶セレクター®の資格を持つ人が、多くの職場に求められるようになるのです。
将来の就職を考えて的確な準備をしたいのなら、日本茶セレクター®は要チェックの資格となるでしょう。

受験生の声

受験生の体験談ピックアップ!

  • お茶の専門店で働いていますが、よくお客様から、日本茶をどうしたら美味しく淹れら
    れるか質問頂くことがあり、日本茶には淹れるのに適した水質や蒸らす時間があることを教えることができ、お客様の役に立っています。
  • 数多くの茶葉があり、味はもちろん見分け方などはとても感心してしまいました。身近な存在だけに興味の少ない人でも楽しめるのかなと思います。いろいろな和菓子にも合いますしセレクトに悩みます。
  • 日本茶セレクターの資格は、日本茶に関する様々な知識が問われます。日本茶の奥深い世界に触れることができて、日本茶がもっと好きになりました。日本茶の淹れ方の基本やポイントも身につき、今までとは比べ物にならないほどおいしいお茶を淹れられるようになりました。家族にも好評で、みんなでお茶を楽しんでいます。
  • 日本茶が好きということで、日本茶セレクターを取得。自分の趣味で取得しただけだったが、仕事にも活かすことができた。これは仕事としても趣味としても良い資格だと思うんですよね

よくあるお問い合わせFAQ

日本茶セレクター®資格のテキストの販売はしていますか?
当協会は日本茶セレクター®資格試験を実施しており、テキストの販売は行っておりません。
日本茶セレクター®資格の試験を考えていますが、資料などありますか?
資料はご用意がございません。日本茶セレクター®資格の試験概要をご確認ください。
認定カードと認定証は有料ですか?
はい、各5,500円にて発行しております。詳細は資格認定制度をご参照ください。
動画でわかる!
日本茶セレクター®資格認定試験

飲み物の資格

カフェオーナー経営士®資格認定試験
カフェオーナー経営士資格認定試験は、カフェオーナーの知識と、それを実務で活用できる技能を有していることを認定する試験です。
カフェオーナー経営士®資格詳細を見る
コーヒーソムリエ資格認定試験
コーヒー豆、コーヒーの産地や種類、美味しい生豆の見分け方、焙煎についてなど、コーヒーを選び、楽しむための知識が問われます。
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紅茶アドバイザー資格認定試験
紅茶アドバイザー認定試験は、茶葉の知識から、カップ&ソーサー、美味しい紅茶の淹れ方、オリジナルブレンドまで、紅茶についての基礎知識を有していることを認定する試験です。
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紅茶マイスター資格認定試験
紅茶マイスター認定試験は、紅茶オーナーの知識と、それを実務で活用できる技能を有していることを認定する試験です。
紅茶マイスター資格詳細を見る
日本茶セレクター®資格認定試験
日本茶セレクターとして、日本茶の基礎的な知識を有していることを認定されます。
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