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最新版!ワインソムリエ資格7選!

ソムリエということばを聞くとみなさんはどのような資格を思い浮かべますか?真っ先に思いつくのはワインの専門家であるソムリエですよね。

 

ワインソムリエのほかにも、近年では野菜ソムリエ、温泉ソムリエ等、様々な○○ソムリエがありますが、今回はソムリエの元祖ともいえる、ワインソムリエはどのような資格で、どのような種類があるのかを詳しくご紹介していきます。

 

ソムリエの資格

 

まずは、日本におけるソムリエの資格の制度についてみていきましょう。

 

日本にはソムリエの国家資格がない

ワインの本場フランスやイタリアではソムリエというと国家資格となりますが、ここ日本では国家資格ではありません。

 

日本でのソムリエは後述する、民間の認定協会が定めたワインの知識やサービスが一定以上の水準を超え、認められた人たちだけが名乗れる呼称資格です。なので、日本でソムリエと名乗るには認定試験に合格することが必須となります。

 

ソムリエの資格試験を行なっている団体は2つ

ソムリエの資格試験を行っている団体は「日本ソムリエ協会(JSA)」と「全日本ソムリエ連盟(ANSA)」の2団体があります。

 

日本ソムリエ協会(JSA)とは?

日本ソムリエ協会(JSA)とは日本におけるワインに携わる人々の資質の向上やワインに関する知識の普及、ソムリエのサービスの向上を行っています。

 

ソムリエ試験だけでなく、ワインを中心とする研修会や国際ソムリエ協会や各国のワイン振興機関との交流やソムリエコンクールの開催を行っている団体です。

 

1995年の世界ソムリエコンクールで世界一になった田崎真也さんが会長をつとめており、近年ではワインだけでなく、日本酒にも力を入れています。

 

<日本ソムリエ協会(JSA)のソムリエの定義>

ソムリエとは飲食、酒類・飲料の仕入れ、管理や輸出入、流通、販売、教育機関、酒類製造のいずれかの分類に属し、酒類、飲料、食全般の専門知識・テイスティング能力を有するプロフェッショナルと定義されています。

(参考元:日本ソムリエ協会 https://www.sommelier.jp/exam/)

 

<日本ソムリエ協会(JSA)のソムリエの役割>

飲食店もしくは酒類、飲料を販売する施設にて商品の提供および、適切な紹介とサービスを行うものとされています。

 

全日本ソムリエ連盟(ANSA)とは?

NPO法人FBO(飲料専門家団体連合会)に加盟しており、1997年に設立された比較的新しい団体です。

 

FBO(飲料専門家団体連合会)はワイン以外にも唎酒師(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会)やチーズコーディネーター(チーズコーディネーター協会)等の資格も束ねている団体でもあります。

 

日本ソムリエ協会(JSA)のソムリエ資格

 

日本ソムリエ協会(JSA)のソムリエ資格の種類と受験資格についてご紹介します。

 

資格の種類

資格の種類は経験や仕事内容に基づきますが

 

ソムリエ

ワインエキスパート

 

資格としては上記のものが有名です。

 

日本ソムリエ協会(JSA)のワインエキスパート

ワインエキスパートは酒類、飲料、食全般の専門知識・テイスティング能力を有する者をいい、プロフェッショナルな資格ではないため、職業問わず愛好家が主な対象となっています。

 

この日本ソムリエ協会(JSA)のソムリエ・ワインエキスパート資格は1年に1度の試験で、毎年の合格率が35〜45%となっているようで、合格するとぶどう型のソムリエバッジがもらえます。

 

上記の資格を3年以上有すると、

 

シニアソムリエ

シニアワインエキスパート

 

と上位の呼称資格の試験資格を得ることができましたが、2019年からは、

 

ソムリエ・エクセレンス

ワインエキスパート・エクセレンス

 

と呼称が変更となりました。

 

受験資格

こちらの2つの試験の受験資格は年齢20歳以上が対象で、日本ソムリエ協会(JSA)の会員でなくても受験することが出来ます。

 

ワインエキスパート

ワインエキスパートは実務経験は不要ですが、ソムリエの場合は3年のアルコール飲料を提供する仕事の実務経験が必要です。

 

主に、飲食サービス、ワイン・酒類飲料の仕入れ、管理、販売、流通、輸出入、酒類製造、アルコール飲料を取り扱うコンサルタント業務、教育機関講師等の実務経験が必要で、試験日にその職に従事していることが条件となります。

 

 

日本ソムリエ協会(JSA)の協会員の場合

日本ソムリエ協会(JSA)の協会員の場合は会員歴2年以上かつ職務経験2年以上で試験日にその職に従事していれば受験することが出来ます。

 

一般消費者向けのワイン検定

また、日本ソムリエ協会(JSA)はプロ向けの呼称資格以外にも、一般消費者向けにワイン検定をおこなっており、こちらは2つの検定があります。

 

ワイン検定ブロンズクラス

ワイン検定シルバークラス

 

こちらも20歳以上であれば受験でき、ワインライフを楽しみたい方やワインに興味のある方向けのワインの入門的な検定で、合格者には認定証と利き酒に使う「タスト・ヴァン」をかたどったバッジが授与されます。

 

ワイン検定ブロンズクラス

ブロンズクラスは入門編で、家庭において楽しくワインを飲むことができる程度の知識を習得できる検定となってます。

 

 

ワイン検定シルバークラス

シルバークラスはブロンズクラス認定者とは対照にレストランやワインショップでソムリエにアドバイスをもらいながら、好みのワインを選ぶことができる程度の知識を習得する内容になってます。

 

全日本ソムリエ連盟(ANSA)のソムリエ資格

 

次に、全日本ソムリエ連盟(ANSA)のソムリエ資格の種類と受験資格についてご紹介します。

 

資格の種類

 

全日本ソムリエ連盟のソムリエ資格(プロ向け)の資格は、

 

ワインコーディネーター

ソムリエ

 

の2つになります。試験を受ける際にワインコーディネーターかソムリエのどちらかの呼称を選ぶようになっています。

 

飲食店のワインに携わることの多いサービススタッフが目指す資格で、ワインだけでなく、酒類全般の幅広い知識を得ることができ、合格すると認定証書とバッジがもらえます。

 

受験資格

 

全日本ソムリエ連盟(ANSA)の受験資格は年齢20歳以上が対象となっており、こちらは実務経験は必要なく、受験方法も全日本ソムリエ連盟(ANSA)のカリキュラム(テキストコンテンツ)をこなし、資格取得を目指すスタイルです。

 

一般向けであれば、

 

ワインナビゲーター

ワイン検定1〜3級

 

となっています。

 

ワインナビゲーター

ワインナビゲーターは、一般向けの資格となり、資格取得後にカルチャーセミナーを開催することが出来るようになります。全日本ソムリエ連盟(ANSA)の開催条件を満たせば参加者にも認定証を付与することができます。

 

 

ワイン検定

ワイン検定は一般の消費者にワインの魅力と楽しみ方を知ってもらうことが目的となっており、3級から1級になるにつれて試験の難易度が高くなります。

 

<3級>

 

ワインや関連知識についての基礎知識を習得していることが求められます。

<2級>

 

3級以上にワイン等の関連知識を求められます。

 

<1級>

 

ワインの法律の知識やワイン産地の地理やワインの特徴等、ワインのあらゆる知識に精通していることが求められます。

 

(参考元: 全日本ソムリエ連盟  https://ansa-w.com/?page_id=135)

 

全日本ソムリエ連盟(ANSA)のソムリエ資格は通信や在宅でも受験可能なため、自分のペースで資格を取得することができます。

 

ソムリエの資格をとるメリット

 

日本においては国家資格ではありませんが、ソムリエの資格をとるメリットはたくさんあります。

 

信頼感が得られる

ソムリエが活躍する場所といえば、フレンチやイタリアンレストランはもちろん、バルなどの飲食店、ワインショップなどがあります。ワインのプロである知識と技能があるので信頼感をお客様に与えることができます。

 

ソムリエ試験ではサービスに必要な立ち振る舞いから基本的な接客の技能までを学び身に付ける必要があるためひ、ソムリエの資格取得者は、しかりとしたサービススキルも持ち合わせています。

 

もちろん、ソムリエバッジを付けていればソムリエとわかるので一目で信頼感が得られます。

 

知識を学べる

ワインについての知識はもちろん、ワインというお酒の歴史、ワイン以外のお酒やフレンチやイタリアン、和食等の料理の知識もソムリエの資格の勉強の過程で専門的に学ぶことができます。

 

自身のスキルの向上ができる

ワインには様々な種類があり、スパークリングワイン、白ワイン、赤ワイン、ロゼワインの味わいの違いや、ワインを作る際のぶどう品種やワインの製造方法も産地によって違うので、産地による違いを比べることができますし、味わいの違いが分かればお料理との相性も分かるようになります。

 

 

最新版!ワインソムリエ資格7選!についてまとめ

 

ワインの資格は日本ソムリエ協会(JSA)プロ向けの「ソムリエ」一般向けの「ワインエキスパート」「ワイン検定」、全日本ソムリエ連盟(ANSA)のプロ向け「ワインコーディネーター/ソムリエ」一般向けの「ワインナビゲーター/ワイン検定1〜3級」があることがわかりました。

 

近年ではビジネスシーンでもワインを飲む機会も多くなっていますので、自身の教養として自身に合ったワインの勉強をしてみてはいかがでしょうか。

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