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グリーンスムージーの効果

みなさんは野菜たっぷりのグリーンスムージーによる、健康や美容の効果をご存知でしょうか?生の野菜を丸ごとたっぷり入れて作るグリーンスムージーには、豊富な栄養素が含まれていて、しかも低カロリーなのでダイエットや美容にとても高い効果を発揮します。
しかし、グリーンスムージーとはどうやったら美味しく作れるのか、具体的にどのような効果があるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで、グリーンスムージーによる効果と美味しい作り方について、詳しくご紹介していきます。

目次

グリーンスムージーとは?

まずは、グリーンスムージーとはなにかをご説明します。

1-1緑色の葉野菜とフルーツをミキサーにかけて作る

グリーンスムージーとは、小松菜やほうれん草などの緑色の葉物野菜とフルーツをミキサーにかけて作ったものです。スムージーの大きな特徴は、野菜やフルーツを丸ごと入れるということです。
実は、野菜やフルーツの栄養は、皮や種により多く含まれています。そのため、素材を丸ごと入れられるスムージーなら、豊富な栄養を効率よく摂れます。

1-2野菜不足を手軽に解消できる

グリーンスムージーは野菜をミキサーで砕いてジュース状にしているので、野菜をたくさん摂ることができます。生の野菜をたくさん摂るのはなかなか大変ですし、煮込み料理などにすればたくさん食べられますが手間がかかります。
しかし、スムージーであれば野菜やフルーツを洗ってカットしてミキサーにかけるだけなので、とても簡単に作れます。野菜をたくさん、しかも簡単に摂ることができるので、野菜不足の解消にぴったりです。

1-3青汁が苦手な人でも飲みやすい

野菜を手軽に摂る手段として、市販の青汁を飲むという方法もあります。青汁は粉末状になっているので、水に溶かしてすぐに飲むことができるので便利です。
しかし、青汁は味が渋く野菜感が強いため、美味しくないという問題もあります。美味しい青汁もありますが、粉末状にしているのでフレッシュ感はまったくありません。
その点、グリーンスムージーは生の野菜やフルーツをたっぷりと使っており、味をよくするためにバナナやリンゴを入れることもできるので、美味しいスムージーを飲むことができます。もちろん、生の素材をふんだんに使うので、フレッシュな味わいを楽しむこともできます。

グリーンスムージーの効果

グリーンスムージーを飲むと、どのような効果を得られるのでしょうか?一つ一つ見ていきましょう。

2-1デトックス効果

グリーンスムージーには高いデトックス効果があります。食物繊維が豊富なので腸内をきれいにしてくれますし、体内の水分を排出してくれるカリウムを多く含む食材を入れればむくみ解消効果にも期待できます。
スムージーでデトックス効果を得ることで、体の中の老廃物が排出され美肌や体調をよくすることにつながります。体内の老廃物排出がうまくできず、なんとなく体調が悪いという方は、ぜひグリーンスムージーを試してみてください。

2-2美肌効果

美肌に欠かせないのが、ビタミンCです。ビタミンCは肌を滑らかにしてくれますし、美白効果も優れています。ビタミンCをたっぷり摂れば、体の中から肌を美しくできるでしょう。
ところが、ビタミンCは熱に弱いという特徴があり、食事から摂取するのはなかなか難しい栄養素です。そのため、ビタミンCを摂取するためには生野菜やフルーツを食べる必要がありますが、それらをたくさん食べることは難しいです。
そこで、生野菜やフルーツをたっぷり摂れるグリーンスムージーを飲めば、ビタミンCを効率よく摂ることができます。しかも、ビタミンCなどの栄養素は皮や種に多く含まれているので、素材を丸ごと入れるスムージーはビタミンCを摂る方法として非常に優れているのです。

2-3便秘解消効果

スムージーは生の野菜やフルーツの皮や種を取らずに丸ごと使うことは、すでにお話ししました。野菜やフルーツの皮や種には、豊富な食物繊維が含まれています。
しかも、グリーンスムージーは野菜をたくさん使うので、食物繊維が豊富で、腸内の老廃物をしっかりと体外に排出してくれるでしょう。野菜やフルーツとともに乳酸菌が豊富なヨーグルトを入れれば、より便秘解消効果が高いグリーンスムージーができます。

2-4ダイエット効果

グリーンスムージーは栄養価が高い割に低カロリーなので、ダイエットにも高い効果を発揮します。食事制限によるダイエットをすると、どうしても空腹感によるストレスを感じてしまい、ダイエットが終わった後に食べ過ぎてリバウンドしやすいものです。また、栄養不足のため、便秘になったり肌が荒れたりすることもあります。
しかし、グリーンスムージーなら、腹持ちのよいバナナやアボカドなどの食材を入れることで、空腹感を感じることが少なくなります。しかも、栄養たっぷりなので健康的にダイエットをすることができます。
ダイエットは継続しなければ効果を得ることができません。手間がかかる方法だったり、お金がかかったりすると、継続することができず失敗してしまうでしょう。
その点、グリーンスムージーは簡単に作れるので、手軽にダイエットができます。朝食や昼食をグリーンスムージーに置き換えるだけで、ダイエットは完了です。野菜やフルーツをいつもより多めに買うためその分お金はかかりますが、高額なダイエット食品を買うよりは安く済むでしょう。

2-5生活習慣病の予防

グリーンスムージーには生活習慣病の予防効果があるともいわれています。生活習慣病の原因の一つが、血液の質の低下です。
血液がドロドロになることで血管が詰まり、血圧が高くなってしまいます。そして、血管が破裂してしまえば、命に係わることにもなりかねません。
そのような恐ろしい生活習慣病を防ぐために、グリーンスムージーは非常に有効です。たっぷりの野菜を継続的に毎日摂取できるので、血液をサラサラにしてくれます。普段の生活でなかなか野菜が取れず血液の状態が心配という方にも、グリーンスムージーは非常にオススメです。

グリーンスムージーの作り方

では、具体的なグリーンスムージーの作り方をご紹介します。

3-1野菜とフルーツを6:4の割合で入れて水で割る

グリーンスムージーの作り方の基本は、野菜とフルーツの割合は6:4で入れ、水で割るという方法です。野菜が多すぎると飲みづらくなりますし、フルーツが多すぎると野菜の栄養価が下がってしまうので、この割合がグリーンスムージーのベストな割合です。お好みで牛乳やヨーグルト、豆乳などで割ってもよいですが、水で割ることでカロリーを抑えることができます。

3-2小松菜、ほうれん草、水菜などが定番

主役の野菜は、小松菜やほうれん草、水菜などが定番です。安価で季節を問わず手に入れやすいので、使いやすいでしょう。もし手に入るなら、栄養価が非常に高いケールなどもオススメです。

3-3グリーンスムージーの組み合わせをいくつか紹介

オススメのグリーンスムージーの食材の組み合わせをご紹介します。

「食物繊維たっぷり!グリーンスムージー」…小松菜、バナナ、レモン汁、ハチミツ

小松菜とバナナは食物繊維が豊富です。レモンとハチミツを入れると、とても飲みやすくなります。

「温まる!ホットグリーンスムージー」…リンゴ、チンゲン菜、クレソン、ショウガ

これらの素材をミキサーにかけお湯を入れたら完成です。ショウガが入るととても暖まります。ただし、ショウガを入れすぎると味が悪くなりやすいので少量にしてください。

「ポリフェノールたっぷり!若返るグリーンスムージー」…ケール、いちご、ブルーベリー、バナナ

栄養価が高く免疫力をアップさせてくれる効果があるケールと、高い抗酸化作用があるポリフェノールたっぷりのブルーベリーで、体内の新陳代謝が活発になります。若返りのスムージーです。

グリーンスムージーの効果まとめ

栄養価が高いグリーンスムージーには、美肌効果やダイエット効果、デトックス効果など、女性にはうれしい効果がたくさんあります。栄養たっぷりの野菜とフルーツを使って、毎日を健康的に過ごせるようにしてください。

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