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スムージーの組み合わせとまずくなる原因

スムージーは生の野菜やフルーツを丸ごと使って作るため、とても栄養価が高くダイエット効果や美容効果が優れています。スムージーは自分の好きな食材をチョイスして作れるという点でも優れていますが、逆にどんな食材を組み合わせたらよいのか悩む人も多いのではないでしょうか。

 

組み合わせによっては味がとてもまずくなってしまう食材もあります。そこで、スムージーに選ぶ食材のおすすめの組み合わせと、組み合わせによって味が落ちる原因についてお話します。

 

スムージーに使われるおすすめ食材

 

スムージーに適している食材というものがあります。スムージーに使われるおすすめの食材についてみてみましょう。

 

おすすめ野菜

野菜を入れるならおすすめなのが、小松菜、ほうれん草、トマトなどです。小松菜にはカルシウムやカリウムが、ほうれん草にはビタミンAやビタミンCが、トマトにはリコピンが豊富です。カルシウムやイライラの防止、カリウムはむくみを抑える、ビタミンAは肌や粘膜を強くする、ビタミンCには美肌効果、リコピンには高い抗酸化作用があり美肌効果が期待できます。

 

おすすめフルーツ

フルーツを入れるなら、バナナ、リンゴ、キウイ、アボカドなどがオススメです。バナナには体内の代謝を高めてくれるビタミンBが豊富ですし、リンゴにはむくみに効果があるカリウムが、キウイには美肌効果が高いビタミンCが、アボカドには美肌効果やアンチエイジング効果が高いビタミンACE、良質な脂質が豊富です。

 

スムージーの組み合わせの基本ルール

 

上記でご紹介した食材を組み合わせる際の、基本的なルールをご説明します。効果的に栄養素を吸収するために守るようにしてください。

 

何種類もいれない

たくさんの栄養素を吸収したいからといって、何種類もの素材を入れすぎても意味がありません。素材同士の味が喧嘩したり、栄養の吸収が阻害されたりすることがあります。野菜とフルーツを入れる際には24種類程度にとどめるようにしましょう。

 

フルーツは全体をまとめるカギ

野菜を入れすぎると苦みや渋みがでることがありますが、フルーツを足すと味がまとまります。全体をマイルドにしたいならバナナを入れるのがオススメです。適度な甘みと丸みがあるので、個性のある野菜を入れてもしっかりとまとめてくれます。

 

また、味を濃厚にしたいならアボカドがよく、とてもマイルドな舌触りで、入れるとどっしりとした濃厚さが加わります。逆にさっぱりした味にしたいのであれば、水分が豊富で適度な甘みがあり全体をさっぱりとまとめてくれる、リンゴやスイカなどを入れましょう。摂りたい栄養素を含む食材を1つか2つ選び主役にし、全体をまとめる際にバナナかアボカド、リンゴやスイカから好みのフルーツを選ぶのがよいでしょう。

 

目的別おすすめの組み合わせ

 

スムージーを作る際には、目的によって選ぶ食材が変わってきます。目的別のおすすめ食材の組み合わせをご紹介します。

 

便秘におすすめの組み合わせ

便秘を解消したいなら、食物繊維が豊富な食材と乳酸菌が豊富なヨーグルトの組み合わせがオススメです。食物繊維が豊富なレタスやバナナ、小松菜、ほうれん草と、整腸作用があるペクチンが豊富なリンゴの中から好みの食材を選び、ヨーグルトをベースにスムージーを作れば、便秘解消効果が得られるでしょう。

 

ダイエットにおすすめの組み合わせ

ダイエットをしたいなら、適度なエネルギーと腹持ちを得つつ良質な脂質を摂るのが有効です。低カロリーで栄養豊富な食材を活用しましょう。

 

バナナを入れれば腹持ちがしますし、アボカドには良質な脂質が豊富でダイエットで不足しがちな栄養を補給してくれます。牛乳やヨーグルトの代わりに豆乳を使って、カロリーを抑えつつ栄養素を補給します。低カロリーなのに栄養満点のチアシードを入れるのもオススメです。

 

冷え性におすすめの組み合わせ

冷え性の方は、スムージーにショウガやシナモンを入れると体が暖まりますよ。また、冷え性の方に不足しがちな鉄分を小松菜で、タンパク質を豆乳やアーモンドミルクで補いましょう。ホットスムージーで飲むと、より効果的です。逆に、スイカやトマトなどの水分が豊富な素材は体の熱を奪いますので、オススメできません。

 

美肌におすすめの組み合わせ

美肌になりたいのなら、何といってもオススメなのがビタミンCです。ただし、ビタミンCが豊富でもソラレンという光毒性がある成分を含むレモンやオレンジ、アセロラ、キウイなどは避けましょう。紫外線に反応してシミの原因になります。これらのフルーツを使うなら、夜飲むことをオススメします。

 

その点、ソラレンを含まないイチゴなどのベリー類は朝飲んでも問題なく、ビタミンCが豊富です。抗酸化作用が高く紫外線のダメージから肌を守る効果があるリコピンが豊富なトマトやパプリカ、美肌効果があるハチミツなどと組み合わせるとよいでしょう。

 

スムージーに入れない方がよい食材

 

スムージーに入れない方がよい食材もあります。それは何なのかみてみましょう。

 

光毒性のある素材

すでにご説明しましたが、紫外線に当たるとシミになりやすい光毒性があるソラレンという成分が含まれている食材は使わない方がよいでしょう。ソラレンが含まれるのは、きゅうり、セロリ、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、アセロラ、キウイ、いちじくなどです。ただし、これらの食材も朝ではなく夜飲むことで、光毒性を無効にすることができます。

 

でんぷん質の多い野菜

ニンジン、カボチャなどのイモ類、トウモロコシ、レンコンなどの根菜類にはでんぷん質が多く含まれています。でんぷん質をフルーツと一緒に取ると、腸内でガスが発生させやすいため、スムージーには入れない方がよいでしょう。

 

毒性を持つ野菜

ブロッコリーやスプラウト、カイワレなどには少量のアルカロイド系の毒性を持ちます。少量なら問題ありませんが、たくさんの量を入れやすいスムージーで一度にアルカロイドを大量に摂るのは危険です。

 

スムージーがまずく感じる原因

 

スムージーを作ったのに美味しくなかったという人もいるのではないでしょうか?スムージーはなぜまずくなってしまうのか、その原因として考えられることをご説明します。

 

クセの強い食材でバランスが崩れる

ショウガ、パセリなどのクセが強い食材を入れすぎると、せっかくのフルーツの甘みや野菜の風味が負けてしまいます。クセの強い食材は、風味付け程度に少量にとどめるのがよいでしょう。

 

葉物が多すぎる

ほうれん草や小松菜などは適量を入れれば栄養満点ですが、入れすぎると苦みや口当たりの悪さが前面に出てしまいます。一杯分のスムージーに入れる葉物の量は、葉っぱ1枚から2枚くらいにとどめるのがよいでしょう。あまりたくさん入れても消化しきれないこともあります。

 

苦味のある食材が入っている

みかんやレモンなどの柑橘類の皮や菜の花などのアブラナ科の葉のような、苦みの強い食材を入れすぎると、苦みが強くなりすぎて味が落ちます。苦みは適量ならアクセントになりますが、入れすぎるのは注意してください。

 

スムージーの組み合わせとまずくなる原因まとめ

 

スムージーに入れる食材の組み合わせについてお話ししました。スムージーに適している野菜やフルーツを中心に、食材を入れすぎないようにすることが重要です。美容やダイエットなどの目的に合わせた食材を選ぶことで、高い効果を得られるでしょう。

 

クセの強い食材や葉物、苦みのある食材を入れすぎると味が落ちるので注意してください。ここで説明したことに注意すれば、美味しくて健康効果が高いスムージーを作ることができるでしょう。

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