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カフェオーナーになるには?必要な資格や仕事内容を解説

カフェオーナーはカフェを取り仕切る立場としてコーヒーの提供や商品開発、資金繰りや宣伝などの様々な業務をこなしていく職業です。
そして、そんなカフェオーナーとして働いていくために役立つ資格があります。
この記事ではそんなカフェオーナーとそれを目指す際に必要な資格について紹介していきます。
カフェオーナーになるには?必要な資格や仕事内容を解説

目次

カフェオーナーの基本

カフェオーナーになるために役立つ資格を見ていく前に、まずは飲食店をやっていく上で必須となる項目を紹介していきます。

1-1カフェオーナーとしてカフェを開業するには?

カフェオーナーとしてのスキル自体はカフェを開業して自らが経営していくことになれば必然的に身につくものですが、カフェは飲食店に分類されるため、開業するまでに「飲食店営業許可」を得ておく必要があります。
この飲食営業許可を得るには以下の二つの資格の取得及び検査に合格することを意味しています。

食品衛生責任者 飲食店や食品工場といった食品を扱う事業において衛生管理を行う者として必ず一人おく必要がある
責任者となれるのは栄養士や調理師といった既定の有資格者か、一定の頻度で開催される食品衛生責任者養成講習会の受講者に限られる
営業許可書 保健所に申請して、検査に合格することで発行される
検査項目としては食品衛生責任者がいることや店舗の設備が条件に沿ったものであるかなど

食品衛生責任者は既定の資格があれば新たに資格取得する必要はありませんが、今まで飲食店等の資格を取得していない人は講習会への参加が必須です。
食品衛生責任者養成講習会は都道府県ごとに開講されるものですが、頻度についてはと京都内は複数回開催されても他では月に一回しか開催されないことがあります。
ただ、講習会を終えたことを証明する修了証書は取得した都道府県以外でも有効であるため、開業する場所とは別の場所で受講しても問題ありません。
そして、食品衛生責任者がいる状態で店舗の準備を整えて必要書類を提出することで、保健所の検査が始まります。
この検査では店舗の設備が安全や衛生の観点において条件を満たしているかを見るもので、自治体によって基準は少しずつ異なりますが、満たしてない場合は改善しなければいけません。
営業許可の申請にあたっては事前に保健所へ相談できるため、店舗の改装費をかけないためにも相談した上で店舗の準備を整えていくようにすべきものです。
この他にもテイクアウトや深夜0時以降の酒類の提供など店舗のやり方によっては別の資格や許可が必要になりますが、基本となるのは食品衛生責任者と営業許可になります。

1-2カフェオーナーとしての知識を証明するには?

先にも書いたように営業許可を得てカフェを開業できればその時点で経営していく人がカフェオーナーになります。
つまり、カフェオーナーとなるためには、特に資格は必要となるわけではありません。
セカンドライフや趣味の延長としてカフェを始めようとする人にとっては講習会と営業許可を得るだけで始められるのは一見、良いように見えます。
しかし、あくまで資格が必要ないだけで、実際にカフェオーナーとして経営していくことには様々な知識が必要になります。
経営の基本となるマーケティングや資金繰り、店員を雇う場合は接客のトレーニングやマネジメントなどは学校や前職で勉強できていれば良いのですが、そうでなければいきなりやるのは難しいものがあります。
また、カフェで最も肝心な部分であるコーヒーの知識や淹れ方についても書籍やネット上の情報だけでは良いものが提供できない可能性があります。
仮にそれらの知識を有していると自負していても、お客様目線ではその知識を証明できるものがないと判断できなくなります。
このようにカフェの経営は完全な素人から始めるには難しいことから、経営やコーヒーについての勉強自体は欠かせないものです。
そうなると、結果的には資格を取得できるくらいの勉強を始めていくことになります。

カフェオーナーに必要な知識を学ぶ方法とは?

カフェオーナーに必要な知識を学ぶ方法とは?

カフェオーナーに必要な経営やコーヒーの知識を勉強するには3つの方法が想定できます。
そんな3つの勉強方法についてそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

2-1独学

経営とコーヒーの知識はセットで学ぶ手段が乏しいことから、完全に独学で学ぼうとする人もいます。
近年は書籍やインターネットで簡単に情報を仕入れられるため、資金面で考えても独学にしておくと安く済ませられる可能性はあります。
しかし、前職で経営した実績がない限りは専門的な分野の知識をゼロから集めることは正しい情報を取捨選択することを含めて相当な時間がかかるため、あまりおすすめはできません。
コーヒーに関しても専門的な知識を持つ人が提供する情報でない限りは安易に取り入れるのは危険です。
もちろん、現在カフェオーナーとなっている人の中には上手く情報を集めて全て独学で始めた人もいますが、全ての人がそれで上手くいくとは言えません。

2-2教室・スクール

地元のカルチャーセンターで開催される教室・スクールではカフェオーナーという括りで見ると講座はほとんどありませんが、経済学やコーヒーというように分けて見ると学べる講座はあります。
ただ、それらカフェオーナーに役立つ知識に関連する講座を全て受講するのは相当時間がかかるもので、カフェの開業までを考える長期の準備期間になることを覚悟しなければいけません。
例えば学校や前職で経営を学んだ人であればコーヒーの知識だけ学びに行くというように、何か一つの知識があって、足りない部分を補えるようであれば講座に通う数も減らせます。

2-3通信講座

通信講座でも多くの場合は教室・スクールと同じで経営とコーヒーの知識は分けて受講していくことになるため、長期の準備期間になります。
ただ、その中でカフェオーナーに関する知識をまとめて勉強できる講座があります。
それは日本安全食料料理協会が発行する「カフェオーナー経営士資格」に関連する講座なのですが、この資格については後の項目で詳しく紹介していきます。
もしもこだわりがない場合は該当する通信講座を受講することで、勉強に関しては準備期間を短縮できます。

カフェオーナーはどのような人に向いているか?

ここまでの項目は開業するための許可や経済していくための知識を中心に見ていましたが、カフェオーナーとしての資質として、どのようなものが求められるか気になる人もいると思います。
前提としてあるのはコーヒーやカフェの雰囲気が好きで、それを自分の手で作り上げてみたいという気持ちがあれば向いていると言えます。
その上で持ち合わせていると良いのは先を見据えながら動けることです。
カフェを続けていくためにはどうしても売上が必要になってくるもので、そのためには普段の資金管理やお客様の呼び込みなどが必要となります。
しかし、他の競合店が現れたり、時期的な流行があったりと様々な要因で売上やお客様の減少は起こってしまいます。
そんな事態になる前に、現時点から先の流行がどう変化しておくか情報を集めておいたり、固定客になって貰えるようなサービスを提供したりと、様々な工夫をすることで、そのような事態に対応できるような準備ができます。
最初から完璧に対応できるのは前職も飲食店を営んだり、経営に携わったりした人なので、カフェオーナーが初めての飲食店経営になる人は難しいかもしれませんが、やり始めれば徐々にわかってくるでしょう。
カフェが好きな気持ちを持ち続けながら先を見据えることを意識してみましょう。

カフェ・コーヒーに関する代表的な資格

カフェ・コーヒーに関する代表的な資格

ここではカフェ・コーヒーに関する代表的な資格について紹介していきます。

コーヒーソムリエの代表的な資格

コーヒーソムリエとして働くために、代表的な資格を紹介します。

5-1コーヒーソムリエ資格

コーヒーソムリエ資格は日本安全食料料理協会(JSFCA)が発行しており、コーヒー豆の知識から美味しいコーヒーの淹れ方などコーヒーについての基礎知識を有していることを証明する資格です。
発行元は食品系の資格を多く発行しており、カフェの中心となるコーヒーの知識について更に説得力を持たせられます。

受験資格 なし
受験料 10,000円(税込)
受験申請 公式サイトから申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 2ヶ月に1回ペースで開催(年度による)

5-2コーヒーマイスター資格

コーヒーマイスター資格は一般財団法人日本スペシャルティコーヒー協会が発行しており、コーヒーに対するより深い知識と基本技術の習得をベースにお客様へ豊かなコーヒー生活が提案できるをこと証明する資格です。
こちらの資格は指定の講座を受け、試験も会場による受験が必要となりますが、コーヒーを提供する人として持っておくと実力を証明できます。

受験資格 協会認定の「コーヒーマイスター養成講座*」を修了した者
受験料 10,000円(税込)
受験申請 公式サイトの講座から申し込みから
受験方法 関西(大阪)・東京の会場
合格基準
試験日程 指定日開催(11月頃)

5-3カフェオーナー経営士資格

上記の2つの資格との違いはコーヒーの知識だけでなく、カフェ経営に関わる部分の知識が得られるため、別途で経営の資格を取らなくても良いところです。
受験に関する項目は以下の通りです。

受験資格 なし
受験料 10,000円(税込)
受験申請 公式サイトから申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 2ヶ月に1回ペースで開催(基本は偶数月の開催)

受験資格は特に設けられていないため、誰でも挑戦できる資格です。

おすすめ資格

カフェやコーヒーの資格はいろいろありますが、カフェオーナーとしての総合的な知識が得られる資格がおすすめです。
カフェオーナーに必要な全てを証明する資格としてカフェオーナー経営士資格があります。

6-1カフェオーナー経営士資格

カフェオーナー経営士資格はコーヒーソムリエ資格と同じく日本安全食料料理協会が発行しており、カフェの経営やコーヒーの淹れ方などカフェオーナーに必要な知識とそれを実務で活用できることを証明する資格です。
この資格を取得すると、資格名となっているカフェオーナーに役立つ知識が身に付くのはもちろんのこと、カフェの店員やコーヒー豆の販売、カフェオーナーを養成するための講師など様々な職場で活かせる知識が得られます。

カフェオーナー経営士資格の取得におすすめの通信講座

カフェオーナー経営士資格の取得におすすめの通信講座

先の3つの資格の中でカフェオーナーを目指す時に役立つのはやはりカフェオーナー経営士資格になります。
そんなカフェオーナー経営士資格は受験資格を必要としないので、学習の場としては自由に選択できますが、もしも教材選びに迷ってしまった場合におすすめの通信講座が二つあります。
それは「SARAスクールジャパン」と「諒 設計アーキテクトラーニング」です。
この二つの通信講座は日本安全食料料理協会から認定校の証明を受けており、それぞれの通信講座で提供される教材やカリキュラムは資格試験に対応したものになっています。

7-1カフェオーナー資格取得講座 | SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンのカフェオーナー経営士資格を取得できる講座としては以下の2つのコースがあります。

SARAスクールジャパン カフェオーナー基本講座 カフェオーナープラチナコース
受講料 95,000円 115,000円
受講期間 6ヶ月(最短2ヶ月)
添削回数 5回 5回+卒業課題1回
資格試験 公式サイトで各自申込 免除(課題提出のみで卒業と同時にカフェオーナー経営士資格とコーヒーソムリエ鑑定士資格を取得)
認定試験受験費用 各資格10,000円(税込) 免除

内容としては同じく日本安全食料料理協会が発行しているコーヒーソムリエ資格の試験でも使える教材とカリキュラムが組まれています(こちらの資格についても協会認定です)。
そして、プラチナコースを選択した場合は卒業課題の提出のみで資格取得できるという特典があり、この場合はカフェオーナー経営士資格とコーヒーソムリエ資格が同時に取得できるものです。
しかし、2つの資格分の料金がかかってしまうため、カフェオーナー経営士資格だけ取得を目指す場合は基本コースで学んだ後、別個試験を受けていくことになります。
受講期間は1日30分ずつの勉強で6ヶ月間で完了する計算になっているため、勉強時間を確保できれば最短2ヶ月取得も目指せます。

カフェオーナー資格取得講座の学習カリキュラム

カフェオーナー資格講座では6ヶ月想定で進めていく場合に以下のような学習カリキュラムが提示されています。

学習期間 主な学習内容 概要
1〜2ヶ月目 初級編 1
コーヒーの歴史
コーヒーの文化
コーヒーの基本的な部分を学習していく
初級編2
コーヒーの木の種類
コーヒーの産地別の豆の特徴
3〜4ヶ月目 中級編1
コーヒーカップの種類
スプーンの種類
美しい豆の見分け方やコーヒーの効能など応用的な知識を学習していく
中級編2
カトラリーの役割
コーヒーの淹れ方
5〜6ヶ月目 上級編1
カフェの開業方法
カフェの開業に必要な道具
開業から経営について手順を追って詳しく学習していく
また、コーヒーを実際に淹れることでよりコーヒーへの理解を深める
上級編2
カフェの経営
カフェのPR

いずれの項目も初心者でもわかりやすいものになっており、この順番で進めていくことが一番学習しやすいものがあります。

7-2諒設計アーキテクトラーニングのカフェオーナーW資格取得講座

諒 設計アーキテクトラーニングのカフェオーナー経営士資格を取得できる講座としては以下の2つの講座があります。

諒設計アーキテクトラーニング カフェオーナー基本講座 カフェオーナースペシャル講座
受講料 95,000円
分割:4,500円×24回(初回5,180円)
115,000円
分割:5,400円×24回(初回7,360円)
受講期間 6ヶ月(最短2ヶ月)
添削回数 5回 5回+卒業課題1回
資格試験 公式サイトで各自申込 免除(課題提出のみで卒業と同時にカフェオーナー経営士資格とコーヒーソムリエ資格を取得)
認定試験受験費用 各資格10,000円(税込) 免除

SARAスクールジャパンと同じくコーヒーソムリエ資格を含んだ内容でスペシャル講座では試験免除と同時取得も付いてきます。
ただ、教材やカリキュラムについては違うものになっているので、次の項目や公式サイトの情報でを比較して、自分に合った方を選ぶことをおすすめします。

カフェオーナーW資格取得講座の学習カリキュラム

カフェオーナーW資格取得講座も6ヶ月想定で進めるものですが、先のカリキュラムと異なり、教材の基礎と実践を終えた後に、資格対策である練習問題集と模擬試験をやって、最後に添削課題を提出してアドバイスを貰う形になっています。
教材の基礎と実践にあたる内容は以下の通りです。

豆の知識 コーヒーの歴史 / 日本人とコーヒー / コーヒーと砂糖 / コーヒーの木の種類 / コーヒー豆が届くまで / 最適な栽培状況 / コーヒー豆の産地 / コーヒー豆の種類  など
カップ&ソーサー コーヒーカップの種類 / カップの形でコーヒーの味わいが変わる / コーヒーポットの形状と役割 / カトラリーの役割 など
コーヒーの淹れ方編 美味しい豆の見分け方 / 生豆を選ぶ / よい生豆を見分けるポイント / 焙煎による味の変化 / 豆の違いによる焙煎 / 豆のブレンド / オリジナルブレンドをつくるには / 豆どうしの相性 / 淹れ方と味の関係 / 抽出方法 / 豆と粉の違い / 珈琲豆の賞味期限 など
カフェオーナー ティールームを開くには マーケティングの基礎知識 / 様々な戦略 / 企画と計画 / 企画の3要素 / コンセプトづくり など
開業計画の基礎知識 資金と費用 / 開業計画書作成 / 現実的な収支計画 / 営業許可の種類 /物件探しのポイント / 税務署に開業届け / 雇用保険・労災保険の手続き / スタッフの募集方法 / カフェの接客マニュアル / オープン前の事前チェックポイント など
ティールームのPR レーダーチャートで評価する / センス・イメージのロゴとカラー / メニューブックの作り方 / ショップカードの作り方 /パンフレットの作り方 // メニューでPR / 盛り付けの基本3ポイント / インテリアのアイデア  など
店づくりのポイント 成功するカフェ / 商品とサービス / 消費者との接点 / 「 品質」と「本質」 / 近視眼的マーケティング / ホリスティック・アプローチ / 強いマトリクス表現 / リサーチの意味 / 成功する店舗づくり/トラブル対策アドバイス / 集客・利益のアドバイス / 内装・設備のアドバイス / カフェを長続きさせるには  など

カフェオーナー経営士資格を役立つ知識を身に付けよう

カフェオーナーはカフェの開業に食品衛生責任者や営業許可を取った上で、経営やコーヒーなどカフェに関わる知識を学んでおくが望ましいものです。
そんなカフェオーナーに限っていえば該当する資格はほとんどありませんが、そんな中で日本安全食料料理協会が発行するカフェオーナー経営士資格は役立つ知識をまとめて身に付けられます。
そして、その資格の取得を目指すなら協会が認定する通信講座の「SARA School JAPAN」や「諒 設計アーキテクトラーニング」が試験に合わせた教材やカリキュラムが組まれているので学びやすいものです。
カフェオーナーに少しでも興味がある方は各公式サイトを確認してみてください。

飲み物の資格

コーヒーソムリエ認定試験
コーヒーソムリエ認定試験
コーヒー豆、コーヒーの産地や種類、美味しい生豆の見分け方、焙煎についてなど、コーヒーを選び、楽しむための知識が問われます。
コーヒー資格詳細を見る
カフェオーナー経営士認定試験
カフェオーナー経営士認定試験
カフェオーナー経営士資格認定試験は、カフェオーナーの知識と、それを実務で活用できる技能を有していることを認定する試験です。
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紅茶アドバイザー認定試験
紅茶アドバイザー認定試験
紅茶アドバイザー認定試験は、茶葉の知識から、カップ&ソーサー、美味しい紅茶の淹れ方、オリジナルブレンドまで、紅茶についての基礎知識を有していることを認定する試験です。
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紅茶マイスター認定試験
紅茶マイスター認定試験
紅茶マイスター認定試験は、紅茶オーナーの知識と、それを実務で活用できる技能を有していることを認定する試験です。
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日本茶セレクター認定試験
日本茶セレクター認定試験
日本茶セレクターとして、日本茶の基礎的な知識を有していることを認定されます。
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認定試験一覧